JALAN SRIWIJAYA コンビローファー

随分放置してたブログですが…という枕を書くことも無駄なんですが、気が向いたので靴のお話。
最近になってSNSなんかを通じて革靴好きの仲間が増えまして、この歳になって友達が増えるなんて本当にありがたい限りです。私自身まだまだ革靴に関してはペーペーも良いところなんですが、それでも良くして下さる方が多くて本当に感謝感謝です。

今回書くのはこちらの靴について。
ジャランスリウァヤのコンビローファーです。ベルトは関係ないです。

10483858_709895565736486_1445572481188199969_n

似たようなタイプのローファーをかのウィンザー公Wも履いておりました。ウィンザー公のはさぞお高いであろうビスポークシューズでしょうが…。

Duke-of-Windsor-with-two-tone-Penny-Loafers-636x900[出展] The Ultimate Loafer Guide / GENTLEMAN’S GAZETTE

 

ジャランスリウァヤはインドネシアの革靴メーカーで、社長さんが革靴の本場とも言えるイギリスに行き修行されてきたんだそうです。日本国内ですとプロパー価格で3〜4万円くらいしますんで、特別靴好きでもない一般的な感覚からすると充分「高い靴」なんだと思いますが、コストパフォーマンスに優れていて「お手頃」であると靴好きの間ではなかなか評価の高いブランドなんです。

 

こちらのローファーはユナイテッドアローズ-green label relaxingの別注モデルで、ローファーの中でも「ペニーローファーW」と呼ばれる高校生のローファーなんかと同じ定番の型。サイズは40です。セールで約2万円程で購入しましたが、しっかりとしたグッドイヤーウェルト製法Wで作られており、大事に修理しながら履けば最低4〜5年は付き合えそうです。

 

ローファーでタイトめのサイズ選びかつグッドイヤーウェルト製法ゆえに、最初は履き心地も硬く癖が付いてくるまで時間がかかりました。ローファーの場合は紐が無いので足が固定されず、馴染むのに時間がかかりますから、馴染むまでの期間は本当に苦痛…。馴染んでしまえば非常に楽なんですけどね。通称「万力」と呼ばれるJ.Mウェストンの靴ほど辛いかどうかはJ.Mウェストンを持ってないので分かりませんが…。

 

汚れを拭き取る時に間違って力を入れ過ぎたがために、右足のヴァンプのとこに薄っすら下地が見える擦り傷があります。私の未熟さゆえの傷…靴に申し訳ないです…。

vamp

 

先日この靴で有楽町に行き、交通会館前で靴好きの間では有名な靴磨き「千葉スペシャル」に行ってきました。

chibaspecial

ビフォーアフターの写真を撮ったんですが、茶靴であまり反射しないのと私の撮影技術の無さのせいで分かりにくいです。サドル部分の艶に注目していただければ分かりやすいかも知れません。

beforeafter

クリエイティブ系の仕事をしているので、この靴でどうこう言われたことはありませんが(もっと派手な靴を履いてる人が社内にいます…)、職種や業界によっては絶対NGでしょうねえ…。私自身、休日出勤の時などを中心に履いております。

あと1年くらい経ったらオールソールの時期が見えてくると思うんですが…。やっぱりローファーはレザーソールかなあと漠然と思っていたんですが、ウィンザー公の写真を見たらラバーソールのローファーでした。

dukeofwindsor[出展] A DANDY IN HONG KONG

じゃあラバーソールでも良いかな…という主体性のない私…。