Atrasi-2079-Vox

フリーランスウェブデザイナーArata-Atrasi-Takamiのブログ。服・靴・育児ときどき開発。

ベンクーガー知ってる?

  • 投稿日:2012/10/16
By: ayumi yaguchi

首都圏だと私立の高校では制服がなくて私服で通学するという学校も多いと聞きます。もしくは制服はあるけど私服通学OKという学校もあるらしいですね。

私服通学が良いとか悪いとかは別として、青森の田舎で育った私としては「私服で通学」という事自体がなんだかカルチャーショックでもありました。最近は地方でも増えてるんでしょうかね。

高校はともかく、私の中学生時代は学校によって私服どころか

「男子は坊主」

という校則がある学校もありました(今もあるのかな…)。

首都圏の私服通学の学校に通っていた方からすると、服装どころか髪型が校則でガッチガチに決っていることの方がカルチャーショックかもしれません。

 

 

私の通っていた青森県立八戸南高等学校W(通称:南高)はブレザータイプの制服でした。南高は来年3月をもって閉校され同市内にある青森県立八戸北高等学校Wに統合される予定です。ちなみに南高の制服をモチーフにした携帯ストラップが販売されているらしいです。

 

うーん、スマートフォン化してる昨今では携帯ストラップ自体の需要が少なくなってる気もしなくはないんですけど…。

まあ卒業生などにお約束で買ってもらう記念品みたいな意味合いのものなんでしょう。

 

 

高校はブレザータイプでしたが、中学校ではいわゆる「学ラン」でした。制服の王道ですね。

(※上記写真はパブリックドメインWの画像で私の母校の制服ではありません)

 

ブレザータイプではあまり見かけないんですが、学ランタイプの制服はいわゆる「変形」と呼ばれるものがありました。変形といっても形が自由自在に可変するという意味ではありません。いわゆる「校則で定められた基準」の学ランではない制服のことですね。

最近は地方でも絶滅危惧種になっているかもしれませんが、ヤンキーや不良学生が着る学生服といえば分かりやすいでしょうか。ヤンキーが登場する漫画で有名な「ろくでなしブルースW」や「幽☆遊☆白書W」等でよく登場します。


ちなみに「ジョジョの奇妙な冒険W」第四部に出てくる変形制服はオシャレすぎて、ヤンキーのそれとは別物だと思います…。

 

変形制服と言えば「ボンタン」や「短ラン」「長ラン」等が有名でしょうか。詳しくはGoogle画像検索などをすると分かりやすいと思います。

私の年代あたりからヤンキーに代わって「チーマー」やら「ギャング」やらが不良少年のトレンド(?)になり始めたこともあって、こういう正統派ヤンキーは私の世代にはもうそれほど居なかった気もします。

 

とは言え、中学生ともなると意味もなく反抗したいお年頃だったりします。「普通の制服なんて着てらんねーんだよ」とばかりに変形制服を着るのです。

最初に断っておきますが私はヤンキーではありません。ヤンキーではないですけど、形だけでもちょっと尖ってたい似非ヤンみたいなもんです。トゲはあるけどラバー製みたいなもんです。

何で今回この話題かというと、実は先日、私がよく買い物に行っているブランドSOU・SOU選・青山店に行ってきた際に、スタッフのS藤さんと変形制服の話題で盛り上がったんですね。

 

私「変形の制服とかありましたね〜」

S藤さん「ありましたねー」

私「S藤さんは変形制服とか着てました?」

S藤さん「少しだけ…w」

私「ああwやっぱり通りますよね、そこwww」

S藤さん「そういう時期ありますよねwww」

私「ベンクーガーとかねwww」

S藤さん「ちょwwwベンクーガーwww」

私「やっぱベンクーガーご存知ですかwww」

S藤さん「えwwwベンクーガー何で知ってるんですかwww」

私「あれ全国区らしいですよw」

S藤さん「ちょwwwえwww嘘wwwマジっすかwwwwww」

 

 

ちょっとヤンチャしてみた男子諸君はもうお分かりかと思います。あの「変形制服のお店」のベンクーガー、実は貴方の地元だけのお店ではありません。あれ全国区らしいんです。(あ、都会にはむしろ無いかも…)

私も最初に知ったときは

ΩΩΩΩΩ<ナ・ナンダッテー!!!

でしたよ。

 

ベンクーガーと言えば街の一角にある変形制服のお店。ボンタンや短ランはもちろんのこと、裏地が紫で龍の刺繍が入った気合入れすぎて空回りしてる学生服や、チェーンで繋がった愛羅武勇と書かれた恥ずかしい裏ボタン、バネ式ナイフのように無駄なアクションがついたクシ(しかも紫に金ラメ)、やたら細い安っぽいエナメル素材のベルトなど、一言で言えばヤンキーグッズのお店だったんですね。

 

 


 

S藤さんとも話してたんですが、お店に入る前に外から様子を伺って

「よし、怖い人はいないな」

とチェックしてから入ってました。だってガチのヤンキーのお兄さんいたら怖いもん。

 

親には言いませんでしたが、自分の小遣いで変形ズボンとか買ってました。

しかも裏地の一部が紫とかの「ぱっと見では変形とわからないやつ」限定で。だって先生やマジヤンキーの先輩に見つかったら怖いもん…私チキンだもん…。

 

もうね。初めて変形ズボン履いた日なんかドキドキですよ。先生にバレたら…親に見つかったら…何よりガチのヤンキーに絡まれたらどうしよう…。どうですか、このチキンっぷり。慣れるまでは変形ズボンの登場頻度は月イチくらいと超低確率でした。なんのために買ったんかわからん。

 

 

まぁそんだけ中学生がオシャレできる様な機会と環境に恵まれてなかったのかも知れません…。今となっては正直言って恥ずかしい…。

ただ都会のど真ん中でベンクーガーについて語り合える…そう考えれば無駄ではなかったのかも…かも…。

 

そんなベンクーガーですが、今でも営業してるんでしょうか。実はS藤さんとベンクーガーについて話してて奇妙な符号点があったのです。

S藤さん「お店経営してるのは気のいい老夫婦なんですよね」

私「何故それを…!?」

S藤さん「!?」

不思議なことなんですが、どうやらヤンキー服のベンクーガーを扱ってるお店って優しそうな老夫婦の方がやってたりするんですよね。なんかスジの人みたいなオッサンとかがやってても良さそうなもんなんですけど…。この辺は謎です。

 

今やヤンキー服なんて田舎でもなかなか売れないでしょうし、当時老夫婦だったあの方たちが今でも元気にベンクーガー扱ってるのかなぁ…と思うと、なんとなく「きっと店じまいしたんだろうな…」とか考えたりするんですね。

大手のブランドですら看板を下げてしまうこのご時世、きっとベンクーガーも過去のものに…

 

 

と思ったら

 

 

ネット通販があるだと…!?

http://www.gakuseifuku.net/index.htm