先日のブログでも書きましたが、今回八戸に帰省するにあたり母親から
母「SOU・SOUは八戸だと浮くから地味めにね!」
と念押しされておりました。
地味にしたところでどうせ浮くんですけどね。東京ですら浮くんですから。
しかし「どうせ浮くから」といって最もパンチの効いた「金乱」とか着て行くと、それこそ要らぬ火種をまくことになります。一応母親も狭い田舎町で洋服屋をやっているので、近所からの目も多少気になるでしょうし…。
金乱倶楽部員としては地方だろうが外国だろうが金乱を纏って傾くのが正しいのかも知れませんが、自分の母親の顔を立てるのも心優しき金乱エチケット…。ここはひとつ「金乱を脱ぐ」という行動で、清く正しく美しい金乱倶楽部員として恥ずかしくないよう振る舞うことにしました。
よし!できた!これなら大丈夫だろう!
開襟 帯草衣 単 / 濡羽色×がんじがらめ 燻銀
宮中裾 / 濡羽色×がんじがらめ 燻銀
母「派手じゃないのー!(憤怒」
どうやらダメらしいです。
そうは言ってもSOU・SOU以外の服を持ってきていません。母親には諦めてもらうことにしました。
実は先日SOU・SOUブログ(公式)内にて、いつもお世話になっているSOU・SOU KYOTO 青山店のスタッフS藤さんが「T見さん」という呼称でプチ出演させて頂きました。
東北つながり / SOU・SOU日記-スタッフがお届けする日記-
この記事のコメント欄に書き込みをしたところ、S藤さんより
S「青森でのSOU・SOUの反応はいかがですか?」
とお返事を頂いておりましたので、是非とも八戸でSOU・SOUの良さを宣伝をしようと思っていたのですが、母親にハデハデ言われて何だか幸先悪いです。嫁の方が着ている服も足袋も派手なのに。なぜだ。女って得だ。
文句言っても仕方ないので、頑張って地味目で揃えてきた服で出かけます。
どうでしょう?
後ろ向くと少し柄が出ますけど。
………。
結論から言いますともう珍獣扱いです。東京での扱いと大差ありません。あからさまにポカーンという顔をされます。
このままではS藤さんに顔向けできません。どうにかせねば…。
そう思っていた矢先。八食センターに訪れた際に、売り場のオバちゃ…お姉さま達から
姉「あんらー!素敵だなっすー!オシャレでねがー!」
きました。ついにきましたよコレ。ねー。
どうですか、やっぱり見てくれる人は見てくれるんです。ここで一押し宣伝でもしようかと思ったその瞬間。
母「いやー不可思議ですよねぇ〜オホホ、SOU・SOUって京都のブランドなんですけどね〜」
母よ…なんだそれは…宣伝なのか謙遜なのか貶しておるのか…。っていうか勝手に喋り出しよってからに。
なんかもうよく分からないベクトルで話されたお陰で、お姉様方に上手く伝わったのか伝わってないのか微妙になってしまいました。別にいいっちゃいいんですけどね。S藤さんごめんなさい。お土産持って行くんで許して下さい。
こうなりゃ開き直りです。
種差海岸を闊歩し。
遊園地でも傾きます。
娘よ~!八戸で傾いている父の姿が見えるかー!?
もし冬に八戸に来る機会があれば、金乱もじり袖でメリーゴーランドに乗ってみたいと思います。
「パパ…恥ずかしいからやめてね?」
ふと、そんな娘の声が聞こえた様な気もします…。
そういえばSOU・SOU×ユニクロのTシャツきたお兄さん見かけたよ!
次回も八戸ネタでっす!