先日も書きましたが、我が家に新しくiMacがやってきました。これからしばらくの間はメインマシンとして活躍してもらいます。
新型iMacの噂もチラホラあったんですが、もう待ちきれなかったというのが本当のところ。実際、新型が出ても型落ちになる現行iMacを狙っていた部分もあるんで、今新型iMacが出てもそれほど悔しくはありません。
もちろん新型が出たら欲しくはなるんでしょうが…w
実はiPhone3GS登場の時も、iPad2登場の時も、我が家のアルミボディになったiMac登場の時も、私が旧型を買った1〜2ヶ月後に新型出たりしてます。こうなるともうジンクスですよ。つまり
そろそろ新型くるよ!!!w
それはさておき、新型iMacが来て最初に悩んだこと。それはOSです。
届いたばかりのiMacはMac OS X 10.7 Lionがプリインストールされた状態でやってきました。つまり、最新バージョンのOS X 10.8 Mountain Lion(通称:山ライオン)ではないのです。
山ライオンにするか否か…
OSのアップデートをした経験がある方なら分かると思いますが、リリースされた当初のOSというのは沢山バグがあったりとか、今まで使っていたアプリケーションが思うように動作しなかったりとか、なんだかんだ問題が出てくるものです。
しかし、OSはできることならクリーンインストールが一番良いです。最初の何も入ってない状態でクリーンインストールした方がやっぱり問題は起きにくいですからね。
クリーンインストールというのはHDDの中身をまっさら綺麗にしてからインストールする方法で、今までの環境をある程度残しつつ上書きするアップグレードインストールとは異なります。イメージ的にはクリーンインストールが建て替え、アップグレードインストールが増築・改修という感じでしょうか。
今までと同じ環境を作っていくか…それとも新しいOSを今のうちに入れてしまうか…。
決めました!
山ライオン入れるよ!!!
どっちみち、いつかはOSも替えどきがくるんですから新しいのにしておきます。
Mountain Lionのクリーンインストール方法についてですが、方法は何通りかあるみたいですが、今回は和洋風KAIさんのこちらの記事を参考にさせて頂きました。USBメモリ等のメディアに残しておきたいという方は、もっと知りたいリンゴあれこれさんのこちらの記事が参考になると思います。
私も暇な時にメディア作っておこうかな…。LionはもうMac App Storeで入手できなくなったみたいですし…。
かくして山ライオンをクリーンインストールしたわけですが、こんなのは序盤です。ジョバンニです。ここから色々な環境設定をぶち込んでいかなければなりません。
いわば山ライオンの調教です。
公式には対応のアナウンスがないアプリケーションでも、割と無事に動いた様に思います。私の方で動作保証はしませんが、きちんと動いた主なアプリケーションは下記の通り。
- Adobe CS3(Photoshop・Illustrator・Dreamweaver)
- Jedit X
- Google日本語入力
- NATIVE INSTRUMENTS BATTERY 3
- NATIVE INSTRUMENTS KONTAKT 5
- MinimoogV Original
- SteerMouse
まぁ大体平気でしたね。できるだけ最新版にアップデートしておくことを勧めます。最初マウスドライバのSteerMouseが正常に動かなくて焦ったんですが、最新版にアップデートしたら無事に動きました。素早い対応に感謝です。
こういう時にGmailみたいなサービスってOS依存しないから良いなーと改めて思ったりもします。
ここまでは順調でしたが、ウェブ制作者として重要なこいつが…!
WEB共有が設定メニューにねぇ!
あぁ…そうだった…そういやそんな情報をどっかのブログで見たわ…。
MacのWeb共有機能というのは、Web制作者にとっては非常に便利な機能なのです。MacにはApacheというWebサーバソフトウェアが入っており、Macの内部環境で実際の環境に近い形でサイト構築ができます。わかりやすく言うと、かなり本番に近いサイトのテスト環境が備わってるんですね。
そのWeb共有設定がMacの共有設定画面から消えとる!!!
これはWeb制作者としては痛いです。
っていうか
「Sites」フォルダ自体ねぇ
「Sites」フォルダっていうのは、サイトのテスト環境を行うためのフォルダです。ここに実際のサイトで使用するHTMLだとかCSSだとかPHPだとかを入れてテストします。
通常は「Macintosh HD > ユーザ > ユーザ名 > Sites」という具合に入ってるハズなんですが、山ライオンにしたらこの「Sites」フォルダ自体がありませんでした。
ではユーザ名の直下に「Stes」フォルダを作ってデータ入れてブラウザで「http://192.168.xx.xx/~ユーザ名/」って入れてアクセスしたら見れるんじゃね?ということで試してみましたら
Forbidden
Oh…
ですよねー。だってWeb共有設定してないし。
つまり「オメーはここにアクセスする権限がねーよバカヤロー」と言われてるわけです…。あ、バカヤローとは言ってないか…。
「http://192.168.xx.xx/(←自分のローカルIPアドレス)」でアクセスすると「It works!」と出るんで、Apacheは間違いなく動作しています。Apacheそのものが使えなくなった訳ではないですね。
By: David Guo
実はこれは最近になって分かった話ではなく、デベロッパ向けに提供されていた開発版から既にそうなっていたんだそうです。まぁセキュリティ対策のためですかね…。
しかし今の時代は便利ですね!Googleで検索したらちゃんと解決策が沢山でてきました。
詳しくはこちらの記事が参考になるかと思います。
うまでしかBlog Mountain LionにおけるWeb共有の消滅と403 Forbiddenの解決策
うまでしかBlog Mountain Lionにおいてphpが使えなくなる問題
ちなみに。私は「Sites」というフォルダを作るところを何故か「Sitetes」 という意味不明な名前で作ってしまい、1時間以上もハマってしまったのです。。。
まぁ細かい設定モノは先輩デベロッパーブロガーさんにお任せして(←たまには自分も書け)、山ライオンを入れてみた感想です。
うん、良い感じ
ミもフタもない書き方…w
私の場合、OS以前にマシン自体のスペックがガツーン上がってるんで、ちょっと比較はできないんですよねw
新機能自体はどうなんでしょう…。個人的にはメモがiPhoneとかとサクッと同期ができて良いなーとは思うんですが、これってEvernoteでも同じ事できますからね…w いや、むしろEvernoteの方が高機能だしwww
とりあえず全体的には比較的安定しているとおもいます。OS Xは奇数バージョンが革新的なアップデートで、偶数バージョンが安定化するアップデートとかって言われたりもするらしいですしね。LionでiCloudを実装し、Mountain Lionで昨日の補強・安定って感じでしょうか…。
なんにせよ快適です。