最近かぶる帽子といえば、フェルトハットかニットワッチくらいのもんで、昔みたいにハンチング・キャスケット等はあまりかぶらなくなりました。まぁ普段着が和装ですのでカジュアルなキャップ類を合わせるのはハードルが高いんですよね。単純にフェルトハットが好だというのもありますが。
初めて買ったフェルトハットはどこのブランドのものだったか覚えていませんが、3000円台くらいの安い中折れ帽だったと記憶しています。流石に15年近くくらい昔なので今はもう持っていませんが、結構気に入ってかぶってました。
さて、私が現在持ってるフェルトハットたちです。
本当はもう少しあるんですが、棚の奥のものは出すのが面倒だったので写真には写っていません…。
左上から時計回りに
・CA4LA 15周年ビッグマウンテンハット
・CA4LA 4.5 マウンテンハット
・NOブランド品
・レッターカッティングボーラーハット
・Edo Hat
・忘れました
です。
ほとんど黒かネイビー系のダークカラーのものばかり。一度血迷って白いフェルトハットを試着してみましたが、あまりの似合わなさに憤死しました。
ダークカラーのフェルトハットをお持ちの方はご存知でしょうがホコリがメチャクチャ目立ちます。きっと衣類等から出てる繊維が原因なんでしょうけど、白っぽくて目立つんですよね。
フェルトという素材はウールを圧縮して作るので、ホコリなどが繊維の間にはさまるように付着しやすい傾向があります。少しでもホコリっぽい場所に置いておくと、まるで星たちのようにホコリが点々と付いてしまいます。このまま放っておくとどんどんホコリが溜まり、全体的にくすんでしまったりします。
ホコリを除去するのに粘着クリーナー、いわゆる「コロコロ」とかを使うんですけど、表面のホコリは除去できても繊維の奥まで入り込んでしまったホコリの場合は除去するのは難しいです。
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で、私も帽子用ブラシを購入しました。CA4LAのオリジナルブラシだそうです。
毛は柔らかな馬毛。サイズは25cm(ブラシ部分は15cm)ほどのもの。お値段は3,800円くらいでした。高いのか安いのか知りませんけど。
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で、実際使ってみると…かなりホコリ取れます。マジで!
いやーもうコロコロなんざ目じゃないよってくらい奥に絡みついたホコリが綺麗に取れます。やはりブラシの毛先が繊維の間に入り込むんでしょうね、表面だけを撫でるコロコロとは全然違いますね。
このブラシは馬毛ですが、他にも固めでハリがある豚毛ブラシ等があります。帽子の素材がしっかりした生地のものでしたら、豚毛の方が向いているかも知れません。
帽子用のブラシはこのようにカーブしています。このカーブがあることで、丸みを帯びた帽子の形状にフィットして隅々までブラッシングできるんですね。一般的な洋服ブラシはカーブしていない事が多いので、丸みのある部分のブラッシングが難しかったりします。
せっかく買った帽子ですから、綺麗に使いたいですよね。
ちなみに、ちょっと文脈上コロコロについて否定的に書きましたが、表面のホコリをサッと除去するのには便利です。もし粘着力が強くて生地を痛めないか心配…と言う時は、ホコリ等がついていない布などに一回使って粘着力を弱めてから使うと、帽子の生地を痛めずに済みます。