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フリーランスウェブデザイナーArata-Atrasi-Takamiのブログ。服・靴・育児ときどき開発。

意外と悪くなかったApple EarPods

  • 投稿日:2013/02/11
By: Fawkes Wei

ある程度のところまで行くと、もはやオカルト世界になってくるオーディオ機器ですが、そうは言ってもやはり「音の違い」というのは現実として存在するわけで、自分の求める音質に対してどこまでのコストかけれるか…というのは人それぞれ違ってくると思います。

私にとって最も身近なオーディオ機器というと、やはりiPhoneかiMacになると思います。音楽制作時はまた色々あるんですが、普段音楽を聴く際はiPhoneのiPodアプリか、iMacでiTunesを立ちあげていることが圧倒的に多いです。独自なEQ機能とかが付いたプレイヤーアプリは使いません。それにしても、こうやって考えるとコンポやCDプレーヤの類をまるで使わなくなった事に我ながら驚かされます。時代ですねぇ。

 

iPhone・iTunesでは一応、自分なりに簡単なEQ設定をプリセットできたりするわけですが、個人的にはそういう設定をいちいちいじるのは面倒なズボラ属性ですのであまりやりません。だから基本的に「iTunesでiPhoneに音楽ぶっこむ」以外の操作はしませんし、音でどうこうってのはイヤホンそのものに比重が大きくなってきます。

 

初めてiPodを購入した当時、付属してきたApple純正おまけイヤホンの酷さたるや凄まじかったですね。ザラつくわ平面的だわ中低域出ないわ音漏れするわで、全く使う気にはなれませんでした。

毎日通勤時に使うものなので壊れるリスクも大きいですから、今まであまり高いものは買ってこなかったのですが、基本的には1万円前後のものが多かったように思います。
SONY・PHILIPS・audio-technica・DENON・SENNHEISER・Victorと、メーカも特に決めずに色々試してきまして、とりあえず値段や音質の好みから、最近までVictor HP-FX500という耳穴に突っ込むインナーイヤータイプの製品を使ってました。

定価は14800円ですが、ネットなどで調べると実売は9800円程度〜12000円以下が多いようですね。イヤホンだけでなくスピーカには「振動板」という電気信号で振動し音波として放出する箇所があるんですが、その振動板の部分にドーム状に加工した木を使用した「ウッドドームユニット」を採用したモデルだそうで、木ならではの効果があるんだとか。
実際に使用してみて、割とバランスの良い聴きやすい音が特徴だったと思います。低音は良くない意味で若干膨らむというか、やや得意でない印象こそありましたけど、中高域の綺麗な通り方は何気に好きでした。

しかし…形あるものはいつかは壊れるのです。

どうも内部で配線材が断線してしまったみたいです。簡単な箇所なら頑張って直すことも出来たかもしれませんが、ケーブルの途中みたいな結構厄介なところで切れたらしく、ハンダ付けとか苦手でズボラ属性の私は諦めてしまったのですね。

 

んー…でも約1万円か…。

正直なとこ全然買えちゃうんですけど。子供も産まれて自分の贅沢のためにそんなにお金を出すのはちょっと気が引けます。

とりあえず、イヤホンつなげずに電車内でiPhoneスピーカをフルスロットルさせるほど私は勇者じゃないので、iPhoneについてきたイヤホンを使うことにしました。このイヤホンとはiPhone5や第七世代iPod nanoから採用されたAppleの新しい純正おまけイヤホン「Apple EarPods」です。

 

iPhone5を購入した当時はVictor HP-FX500は故障していませんでしたし、何より以前の純正おまけイヤホンの印象が悪すぎて使ってみる気にもならなかったのですが、実際に試してみて驚きました。

あれ…いけるじゃん……

音質自体はVictor HP-FX500とは異なるので好き嫌いは分かれるかも知れませんが、思ってた以上にバランスも良く、なかなかの解像度でした。中高域もうるさすぎず弱すぎず、低音の量もまあまあ丁度いいんじゃないでしょうか。良くも悪くも特に癖はないので、イヤホン自体に迫力あるサウンドとかを求める人には物足りないかも知れないですけど、個人的にはイヤホンによる極端な味付けは欲しくない方なので良かったです。
カナル型イヤホンに比べるとやや音漏れするようですが、酷いというほどではないので音量にさえ注意していれば大丈夫そうです。

それと個人的に結構嬉しかったのがフィット感でしょうか。すぐにポロリと外れてしまうようではどんなに音質が良くても台無しです。正直カナル型イヤホンを使っていたので、こういうイヤーピースの無いタイプはフィット感で難ありという先入観があったんですね。
しかしAppleが600人以上の耳でテストして行き着いたというこの形状が上手いことハマるんです。ユニット自体もそれほど重くないのでイヤーピースで耳穴に突っ込まれた状態でなくても落ちてくることはありませんでした。

しかも定価が2,800円!

安い!安いです!もってけ泥棒!
これならもしぶっ壊れても家電量販店とかでサクッと買い換えれそうです。

 

それでも各メーカの高級モデルに比べると解像度やら音域のレンジやらで劣る感は否めないので、「私はSONYの◯◯じゃないと嫌だ!」とか「私はもうSHUREの◯◯じゃないと受け付けない」というコアなコダワリ派にはちょっとオススメできません。しかしiPhone・iPodユーザで安くてそれなりに良い音が欲しい人には丁度いいのではと思います

 

あ、最近のiPhone・iPodユーザにはおまけで付いてきてるんだった…(´∀`;)