会社員をやめ髭を伸ばしはじめてから4年くらいが経ちました。最初のうちは周りから色々言われたりもしたんですが、最近はもう皆見慣れてきたのか何も言わなくなりました(呆れられたとも言う)。
髭を伸ばしてから気づいたことも幾つかありました。
- 顔をすぐに覚えてもらえる様になった
- 娘の友達に謎になつかれるようになった
- ひげ剃りによる肌荒れに悩まなくなった
- 色んな服が似合うようになった
- 外国人に間違われることが増えた
最後はまあアレですが、概ねポジティブな結果です。流石に会社員ですと制約も多いかも知れませんが、可能であれば髭を生やすというのも選択肢なのかなと。
髪型ならぬ髭型をいじる
40代間近になりますと髪の毛のボリュームも次第に寂しくなってきまして、ヘアカットならともかく金髪やらパーマの様な頭皮に負荷をかける様な事は流石に厳しいです。そんな余力がないです。
以前「ハゲは隔世遺伝するので父親よりも祖父次第」なんていう真偽不明な噂を聞いたことがありまして、その説でいくと私の祖父は父方・母方ともに見事なツルッパゲでございました。オワタネ。コレ、オワタネ。私の未来は明るい(頭部の反射光的な意味で)。
そうなりますと弄れる場所がもう髭しかないという事になります。そんな訳で髪型ならぬ色んな「髭型」を色々調べてみました。
なお、私の独断と偏見でレートもつけさせて頂きました。
ゴーティ
難易度・★☆☆☆☆
女子ウケ・★★★★★
個性・★☆☆☆☆
いわゆる顎の髭だけを伸ばし、ややコンパクトに仕上げたスタイル。サラリーマンでも髭を生やしている方を時々見かける様になりましたが、大抵はこのスタイルである事が多いようです。さらに小さく短くまとめると、プチ・ゴーティというスタイルになります。
ストレート
難易度・★★☆☆☆
女子ウケ・★★★☆☆
個性・★★☆☆☆
色々呼び方はあるみたいですが、簡単に言えば口髭を短く揃えたスタイルです。口に覆い被さらない程度に短くカットすると、女性から嫌がられにくいみたいです。
アンカー
難易度・★★★☆☆
女子ウケ・★★☆☆☆
個性・★★★☆☆
口髭と顎髭をそれぞれコンパクトに生やし、イカリのマークの様に仕上げるスタイル。顎髭の先を少しだけ尖る様にカットするとそれらしくなるみたいです。
カール
難易度・★★★☆☆
女子ウケ・★★☆☆☆
個性・★★★★☆
顎髭を長めに伸ばし、先端を後ろの方向にやや巻き込む様にしたスタイルです。やや長めに伸ばさないといけないのとブローが必要なので、難易度はそこそこ。カールさせずに前に出すとブッシュというスタイルになるみたいです。
サークル
難易度・★★★★☆
女子ウケ・★★☆☆☆
個性・★★★★☆
ラウンドとかカコミなどとも呼ぶ様です。口髭と顎髭を繋げる様にして丸く口を囲む様にしたスタイルです。普通の髭型では楽しめない方におすすめ。
フルビアード
難易度・★★★★★
女子ウケ・★☆☆☆☆
個性・★★★★★
口・顎・頬・側面と全てを伸ばした状態です。そもそも髭をある程度伸ばし続けないと出来ない上に清潔感をキープするのが大変です。顎髭の先端を尖らせるとダックテイルと呼ばれたりするようです。多分、私のスタイルはこのダックテイル。
経験上、ハッキリ言ってモテないし、食事の時は口に食べ物が付きやすいし、諸手を挙げてオススメできるスタイルではないです。
サイドバーンズ
難易度・★★★★☆
女子ウケ・☆☆☆☆☆
個性・★★★★★
顎の側面・頬を生やしモミアゲと繋げたスタイルです。ちょっと世代が上の方には「高見山」のスタイルといえばピンとくるでしょうか。昔はどうか知りませんが、現代では女子ウケを一切無視した潔いスタイルです。
カイゼル
難易度・★★★★★
女子ウケ・★★★☆☆
個性・★★★★★
口ひげをある程度長めに伸ばし、ワックス等でねじるようにして上方向に跳ね上げたスタイルです。私も時々やるんですが、かなり目立つらしく意外と女子にはウケます(モテるとはいってない)。なんか偉そうな感じがしますが、それもそのはず。カイゼルとはカイザー(皇帝)のことです。
スコッチ
難易度・★★★★★
女子ウケ・☆☆☆☆☆
個性・★★★★★★★★★
他にもトゥースブラシとかソロスタッシュとか色んな呼び方があるみたいです。最近だとイワイガワの岩井ジョニ男さんがこのスタイルですね。喜劇王チャップリンの影響かファニーな印象がある一方で、実はガスマスクを被る時に邪魔にならないよう両サイドをそった軍隊式の髭スタイルだったらしいです。
この他にも髭型は色々あるのですが、流石に全部は紹介しきれないのでこの辺で。
きっと町中で髭をはやした人を見かけたら「あ、あの人はゴーティーだな」とか分かるようになったら、きっと貴方も髭通の仲間入りです。人生で特に役に立つ事もないと思いますが…。