メガネ男子になりました

誰なんでしょうね、最初に「◯◯男子」とか「◯◯女子」とか言い始めたの。リアルな私の年齢をご存知のかたは

「男子とかお前…」

とお思いのことでしょう。しかしそんなことは気にせず本題です。

 

ついに先日人生初となる自分用メガネを作りまして、晴れてメガネっ子の仲間入りを果たしました。

遺伝なのかどうか分かりませんが、私の父母をはじめ家族にそれほど視力が悪い人がおらず、視力だけは小さい頃から割と良い方でした。実を言うと、メガネを作った今も視力自体は都会で通常の生活をするにはそれほど支障がない程度でして、裸眼で暮らそうと思えば暮らせてしまいます。
しかしながら最近、遠くを見ると「なんかボケるな〜」程度の違和感を感じるようになっていたんですね(頭の話ではありません)。

多少ボケるといっても凄く困るほどではないし別に大丈夫かな…と思いつつ、何となく嫁のメガネを借りて掛けてみたんですね。

なにこれ!!?

いやービックリしました。どんな感じかというと下記の画像のような感じ。
左がかける前、右がかけた時の印象ですね。

私が今まで見てた世界ってうっすらボケてたのか…。つまり乱視ですね。この辺りから自分のメガネを作ろうかどうか考えるようになりました。

とは言え今までメガネ無しで生活してたわけですし「メガネを買うほどなのか?」と考えると、微妙な気がしてきました。それによく言いますよね。

「メガネをかけるとどんどん目が悪くなる」

っていう話。
実際のとこどうなんだろうと調べてみたんですが「メガネをかけることで目が悪くなる」という医学的根拠の様なものはないらしいです。むしろピントがちゃんと合ってない状態で生活するほうが、眼精疲労が生じたりだとか視力悪化につながる可能性があるとか…。

よく言われる「メガネをかけることで目が悪くなる」というのは、メガネを外した際のギャップだったりとか、メガネを替える時(度が合わなくなってきた時)のタイミングでメガネが原因と思い込むのではないかということです。もちろん度数の合ってないメガネを使い続ければ、目が悪くなって当然ですけどね…。

 

ということで「自分用メガネを作ろう!」と決意するに至ったわけですが、いかんせん初めてですのでワケが分かりません。ダテメガネを探すのとはちょっと気合の入りようが違います。

いや、気合というかビビリ度が違います。

先輩メガネ男子からは「何をそんなにビビってるのか」とか言われましたw

この心境、おそらく最初にギターを手にする時に似てるんじゃないでしょうか。「ギターをやるぞ!」と意気込んだものの、何を揃えれば良いのか分からない…どこのメーカーが良いのか分からない…みたいな。
ビビってる途中で「きっとギターと一緒や!」と気付いた私は、初心者さんに聞かれた時と同じ事を自分に言い聞かせることにしました。

好 き な の 買 え

まぁこれに尽きるんでしょうな。ただメガネの場合は医療器具としての側面もありますので、その辺だけはキッチリやった方が良いと思いますが。

某激安メガネ量販店のZやJや市場も回ったんですが、どうも好きなフレームに出会えませんでした。ZやJで扱っている商品は基本的に定番モノなので悪くは無いんですけど、やっぱり普段顔に付けるものですから、自分の気に入った物でないと嫌だったんですね。

じゃあ専門店的なところに言ってみようと言う事で色々調べました。有名どころで言えば白山眼鏡店ポーカーフェイス等など…。その中に「グローブスペックス」という懐かしい名前も出て来ました(昔、採用試験を受けて落ちたことがありますw)。

 

で、私の好きそうなフレームを取り扱っていて、ネットでの評判も上々なEROTICAというメガネ屋さんに行ってみることにしました。EROTICAの店員さん…評判通りめっちゃ感じ良いんですよ…。メガネど素人の私にも優しく丁寧に説明してくれます。

ブランドものって割と「見てくれ良いだけで高い」というような目で見られがちなんですが、何で高いのか、このブランドはどういう部分でこだわっているのか…等、かなり丁寧に説明してくれました。

そこで出会ったメガネブランドQBRICK。なんでもスタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」にインスパイアされて立ち上げたブランドだそうで、クラシックなタイプのフレームでも何処となく未来的な雰囲気が漂うものが多いです。「クラシックかつモダンでアバンギャルド」というモノは大抵大好物という私にはピッタリだったかも知れません。

ちなみにQBRICKを扱う株式会社Triple-Qの代表取締役社長を努められている方が、なんと元K-1選手の富平辰文さんだそうです。なんかすげー。

 

メガネをオーダーした時に「QBRICKのメガネケースは弁当箱みたいにデカイですよ」と言われてたんですが、

本当でした

 

写真ではちょっと分かりにくいですが、Z社とかで扱っている一般的なメガネケースと比べると二回りか三回りくらいデカイです。

でもメガネはかっちょええ(死)です。
購入したのはQBRICKのBTY-2802というモデルです。

 

基本的にはラーメンズの片桐仁が掛けてそうなクラシカルなブロー型っぽいデザインですが、全体的に施された曲線がどこか未来的。

 

初めてのメガネは流石にちょっと慣れるまでにフラついたりしましたが、遠くのものもハッキリ見えますし非常に良い感じです。正直、視界がボヤけてたのを実感した時はガックリきましたが、メガネのある生活を楽しみたいと思います。