一人暮らし時代レシピ

来月で結婚してから4年になります。家内とはその前に同棲時代もあるのですが、それでも「まだそんなもんかぁ」と思ったりもします。なんかもっと長いこと一緒にいるような…。
結婚記念日は毎年ケーキとか買って一緒に食べたりしてたんですが、そろそろ我々夫婦もいい年なので食生活改善をしなければ…と思っているところでして、今年はケーキはケーキでもホットケーキ1枚を3分割して家族三人で分けようかなーと考えています。

今でこそ帰ってくればご飯が頂けるありがたーい環境にいるわけですが、結婚前に一人暮らししていた頃は当然自分で飯をどうにかしないとなりませんでした。大学進学で上京してから七転八倒しつつ、一人暮らし時代にやっていた料理レシピを少し紹介しようと思います。

なおオススメはしませんので、もし実行する場合は自己責任でお願いします。

 

さんま蒲焼丼

これは非常にシンプルな料理です。ご飯を炊いてどんぶりによそい、その上に100円均一やスーパーで買ってきた「さんま蒲焼」の缶詰を開けて乗せるだけ。ちょっと贅沢気分を味わいたい時は生姜を上に乗せます(チューブのやつ)。大学入学したての頃に考案した、かなり初期段階のレシピです。

タレがとっても美味いのです。弟が高校時代の夏休みに専門学校見学で私の家に来た時、これとレトルト味噌汁をご馳走したら美味い美味いと食べてくれました。その感動を伝えたかったのか、お袋にその話をしたら

「なんて侘しい…」

と嘆いていたそうです。そう思うなら仕送り増額してくれたらよかったのに…(親不孝)。

 

 

ツナマヨトースト

こちらも簡単。まずは油をきったツナ缶とマヨネーズをボウル等でよーく和えます。好みで玉ねぎを刻んで入れたり胡椒をふってもいいです。
そんで作ったツナマヨを食パンに乗せます。この時、食パンは焼いたりせずそのままの状態でツナマヨを乗せた後にトーストします。

上記のさんま蒲焼缶詰もそうですが、缶詰は置いといても腐らせることが無いし、100円均一とかで手に入るので助かります。またマヨネーズはその内容成分が雑菌繁殖しにくい環境なんだそうで、長期間冷蔵庫のポケットに入ってても腐敗しにくいので便利です。

ちょうど一人暮らし時代に「慎吾ママ」なるものが流行って、マヨチュッチュとか言ってマヨネーズを容器から直吸いしてましたけど、実際やってみるとマヨネーズの酸がきっつくてダメでした。やっぱ芸能人になるような人はちょっと変わってるんですね。

 

 

レンジでチキンラーメン

最初に断っておくと、本当にオススメできない調理法の一つです。

一人暮らしで自炊していた方の中にはきっと共感して下さる方も多いと思うんですけど、料理が楽しいと思えない限りは自炊というか食事自体がかなりダルい行為になってきたりします。掃除・洗濯が面倒に感じるのと一緒です。まあもともと私がものぐさな性格というのも大いにあるでしょうが。

ひどい場合は調理後に食卓に持って行って食べるプロセスすら面倒に感じて、作りながら食すという暴挙に出ることもありました。もう器に盛ったり食卓に移動することの意味が見出せないと。だから作りながら食すと。調理器具が食器に変わった瞬間です。

で、その最悪のパターンがこれです。
ご存知の通り、チキンラーメンの正しい作り方は「鍋でお湯を沸かしてチキンラーメンを投入し、器によそって具材を盛り付ける」です。しかし、当時の私はこのプロセスにすら意義を感じることができなかった…。なぜ「鍋で食わない」と、なぜ「湯沸ししてからチキンラーメンを入れるのか」と…。

ついに鍋でお湯を沸かすことすら面倒になったダメ人間は、文明の利器である電子レンジを利用することにしたのです。以下がその調理法です。

どんぶりにチキンラーメンを入れ水道のぬるま湯で適当に浸し、具材を入れラップをかけ、電子レンジでチーン。

もう調理プロセスをはぶいて、いきなり盛り付けてチーンです。

これが意外と食えるレベルで出来上がってしまう…!

日清食品さん、SHARPさん、本当にありがとうございました。私は今も生きています。

 

 

中華風冷奴

最後は比較的マトモです。

用意するのは、絹豆腐・長ネギ・醤油・ごま油・みりん(はちみつも可)・酢です。醤油・ごま油・みりんorはちみつ・酢を全て1:1:1:1の比率で混ぜタレを作り、絹豆腐にかけて刻んだ長ネギを載せるだけです。たったこれだけ。お酢は普通の穀物酢を使っていますが、中華料理によく使う香酢を使っても良いかも知れません。

ちなみにこちらは簡単な上にローカロリーで味付けの失敗も少ないので、嫁に振舞ったところ喜んでくれました。

 

 

最後の最後にやっとマトモなレシピで着地をしたところで、自炊をするすべての方にメッセージを。

ご飯は保温で炊いちゃだめ