八戸のほほん探訪記2013〜八戸市街地編〜

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久しぶりに八戸の市街地に行ってきました。地元に帰ると、普段都会にいる反動からなのか海だとか山だとか田舎な風景の場所に行ってしまいがちなんですが、たまには自分が昔過ごした八戸の街を見に行くのも良いかな…と思った次第です。

昔からある八戸の繁華街「三日町」「十三日町」付近を歩いてみました。前回来た時も思ったんですが、やはり不況のせいか空きテナントになっている物件が目につきます。八戸だけでなく地方都市の多くで同様の光景が広がっているんでしょう。
中高生の頃、一生懸命オシャレしようとして足繁く通ったファッションビルRec.(旧WALK八戸)もご覧の通り。今ではビル裏手のシャッター前で農家の方らしき人たちが果物等を売っていました。

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昔イトーヨーカドーだったビルは10年ほど前から「チーノはちのへ」としてオープンし、運営会社が経営破綻した前述のRec.からテナントがいくつかこちらへ流れてきた様ですが、大家(?)の花亀ビルも開いてるのか閉まってるのか分からない状態で、フロアの半分以上が閉まっていたり空きスペース状態になっている階もちらほらありました。なかなか厳しいですね。

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チーノはちのへのカレー屋さんは美味しかったです。

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Rec.の向かい側には数年前にできた「はっち」という物産館的なものができてました。
以前にこのブログでも触れたことがあります。

この「はっち」が出来てからは一度も地元に帰ってきてないので、初めて入ってみました。
1Fのホールには八戸市の夏祭り「八戸三社大祭」の山車が飾ってありました。

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聞くところによると、二週間ちょっとくらいの期間限定展示だったらしいです。地元のお祭りのPRなんだから、お盆期間中のみならずもっと長いこと展示してれば良いんじゃないかな…と思ったりも。まあ色々事情があるんでしょう。

文句ばっかり言ってますが、子供が安心して遊べるスペースがあったのが嬉しかったですね。利用料は1人100円だそうです。木でできたレジとかでお店ごっこができたり、木のボールのプール(?)で遊んだりできるみたいです。

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娘は興奮しきりでした。

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ちょうど八戸市美術館で日本の現代アートを特集した「ジパング展」が開催中だったので見に行ってきました。

一時期Twitterに投稿されたツイートを無断転載したとかなんとかで色々と議論を巻き起こした会田誠さんや、秋田出身の女性アーティスト鴻池朋子さん、陶磁器の作品が印象深い上田順平さんなど、何気にそうそうたるメンツでした。
ちょうど地元に帰ってきた時にタイミングよく開催中なんて、私の普段の行いがいいからですね(←)

然ながら基本的に撮影は禁止なんですが、会田誠さんと上田順平さんの作品の一部が撮影可となっておりましたので、せっかくだからと記念撮影してきました。

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ついでに私も一緒に。

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とっても楽しかったです。

 

 

 

 

展覧会といえば、私が地元に帰っていないうちにできてた「是川縄文館」。

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前述の「はっち」と一緒でハコモノ感が半端ないですが、なかなかの内容でした。あとはコンテンツを活かすマネージメント・広報の力次第じゃないでしょうか(何様)。

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以前に上野の東京国立博物館で会った国宝の合掌土偶にも再会してきました。

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また会ったね♪

 

こちらの合掌土偶は、私の実家の近所にある老人ホームを建設する際にひょっこり出てきたのだそうです。というのも、私の実家のある八戸市「是川」という地域は縄文遺跡群が見つかったことで(それなりに)有名で、ちゃんと掘り起こせば三内丸山遺跡に匹敵するくらいの規模の遺跡があると言われています。もしかすると私の実家も遺跡の上にちょこんと建っているのかも知れませんね。

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この合掌土偶に履歴書がありました。味な真似を。

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なんか書いてありました。

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八戸市的には世界遺産登録を目指したいらしいんですが、近隣を掘り起こして遺跡としての物証がもっと揃ってこないと厳しいかも知れないですね。

こちらは合掌土偶の真似をする娘。

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八戸ネタはもうちょっとだけ続くんじゃ。