Atrasi-2079-Vox

フリーランスウェブデザイナーArata-Atrasi-Takamiのブログ。服・靴・育児ときどき開発。

Monthly Archives: 2013年6月

ねぷた祭のちょっといい思い出

  • 投稿日:2013/06/19

私の地元・青森県には有名な「ねぶた祭」がありますが、代表的な「青森ねぶた」「弘前ねぷた」をはじめ、五所川原の立佞武多(たちねぶた)・黒石ねぷた・むつ市の大湊ネブタなど、いくつか種類があります。

青森県は廃藩置県の際に、現在の青森県域にあった津軽の弘前藩・黒石藩、南部の八戸藩・七戸藩・斗南藩という、異なる文化圏の地域が一緒になる形で成立したので、八戸市が地元である私にとっては、ねぶた自体が津軽文化圏のものなので、そこまで馴染み深い訳でも無いんですが。

割と有名な「青森は津軽・南部の確執がある」って話ですが、相当古い年配の方で地元意識が尋常じゃなく強い方同士ではまだ色々あったりするらしいですが、なんたって江戸時代以前の話ですし、私くらいの年代になると気にしてる人自体が少数派じゃないかと思います…。

 

もうだいぶ前に亡くなりましたが、私の父方の祖母がまだ元気だった頃に、ねぶた祭を見せたいということで青森まで来たことがありました。その時は多分、弘前のねぷた祭の方を見に行ったと思います。

父方の祖母は親父の地元・神奈川県横浜市在住でしたので、新幹線に乗ってはるばる青森までやってきたのです。当時はまだ新幹線も当時住んでいた八戸市まで通じておらず、盛岡どまりで盛岡からは特急電車に乗換だったと記憶していますので、かなりの長旅だったと想像出来ます。

 

青森ねぶた祭や弘前ねぷた祭に行ったことがある方はご存知だと思いますが、全国的に有名なお祭りなだけあって人出が半端ないです。また祭当日は大きな山車を引っ張って街中練り歩くので、交通規制がかかります。そのため渋滞は避けられませんし、下手をすると市街地に入ることも出ることもできません。

そんな大変なお祭りにも関わらず、やっぱり一度は見せてあげたいと頑張って親父が車を運転して祭に行ったんですね。

 

ねぶた祭もねぷた祭も夜になりライトアップしてからが見所だと思うのですが、ある程度観光を終え、ただでさえなれない上に交通規制がかかった街中を抜ける頃には祭もクライマックス、既に山車をしまいはじめてる所もありました。

 

ライトアップしている山車を間近で見せたかった事もあって、せめて山車小屋に入れる側でと祖母を連れて行きました。
危険を避けるため、念のため近くで指揮をとっていた小屋の責任者らしき方に声をかけました。

父「すいません、小屋の側で見てもいいですか?」

小屋の方「いいけんど…もうしまうとこだよ」

父「ああ、それでも大丈夫です。」

小屋の方「じゃあ遠慮無くどうぞ」

祖母「ありがとうございます」

小屋の方「どちらから?」

祖母「横浜です」

小屋の方「横浜町(青森県下北半島に位置する町)か?それとも神奈川?」

父「神奈川です」

そんな会話をした後でした。それまで出番を終えた山車をよいしょよいしょと小屋にしまっていた男衆に向け、その小屋の責任者らしき方が大きな声で

「おーーい!いっぺんだせー!明かりつけろーー!」

そう叫ぶと、何となく事情を察したのか男衆が一斉に山車を準備しライトアップしたのです。目の前には最大に展開した光輝く山車。祖母は何度も何度もお礼を言いながら、山車を見つめていました。

前述で少し南部・津軽の確執があることについて触れましたが、こういう事があってからというもの「津軽の男は粋である」というイメージが私の中にできたのでした。いつかまた、ねぷた祭を見に行きたいなぁ。

 

 


香りの話〜スメルズ・ライク・サンダルウッド

  • 投稿日:2013/06/15

あのNIRVANAの大ヒット曲「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」の「ティーン・スピリット」とはデオドラントの名前だそうで、当時カート・コバーンが付き合っていた彼女がこのデオドラントを使っていて「カートはティーンスピリットの臭いがする(Kurt smells teen spirit)」と揶揄された事が曲名の由来となったのだそうです。

男性からティーンスピリットの臭いがするのは「高い香水を買えない安物のデオドラントをつけている女と付き合っている」という皮肉として使われる意味合いもあるようです。

 

それはさておき、今回はブログに書いたことの無かった「香り」の話です。

我が家では時々お香を焚いています。私が大学生時代にクラブのオールナイトイベント等に遊びに行っていた頃、クラブでは様々な香りのお香が焚かれていて上京した田舎者の私には何とも「クール」な空間に思えたのです。当時ライブハウスではあまりお香を焚いている所は無く、ライブハウスが大抵23時までには終わってしまうのに対して、クラブは朝までやっていたことも相まって

「なんかクラブって大人っぽくてクールじゃーん?」

という変な勘違いをしたものでした。

その勘違いは私だけでなく周りの友人もそうで、部屋を暗くしてブラックライトを当ててみたり、部屋の片隅にはビレッジバンガードなんかで売ってるミラーボールやカラフルな照明器具が置かれていました。

友人曰く「女が来た時に雰囲気出るじゃん?」との事でしたが、今思い返せば洗濯物が干された狭いワンルームで「何が雰囲気出るじゃん?だ」とついツッコミを入れてしまう話です。

 

そうは言いましても、大学生時代なんてのは勘違いの連続であります。男子も女子も勘違いしまくる時期なのです。
そこで私が手を出したのが「お香」でした。

私が最初に買ったのは「チャンダン香」と呼ばれるスティックタイプのお香。いわゆる様々なクラブでも特に人気のタイプのあま~い香りが特徴的なお香です。こいつを一日中ひっきりなしにガンガン焚いてたお陰で、アパートで私の部屋だけが古着屋か危ない宗教の集会所みたいな雰囲気になっていたのでした。

「チャンダン」とはまさしく「ビャクダン(白檀)」のことで、ついでに言うと「サンダルウッド」というのもビャクダンのことです。つまりこれらは全て同じ物を指すんですね。そのくせ同じメーカの同じブランドで「チャンダン」「ビャクダン」「サンダルウッド」と、それぞれ 別の商品として売られていて香りもちょっと違うというラインナップでした。謎。

 

時を同じくして、女の子にモテたいがために私は香水までつけ始めるのです。当時流行っていたのは「ウルトラマリン」とかでしょうか。確か流行りのタレントか誰かが使っていて、女の子たちが「ウルトラマリンっていいよねー♪」とか話しているのを聞き、よし!と思い立って

私「香水のウルトラマン下さい!」

店員「ウ…ウルトラマン!?」

なんて事をやったりしたのでした(事実)。
ちなみにウルトラマリンはお店で赤っ恥をかいたのと、周りがウルトラマリンだらけ(←みんな踊らされている)だったのでやめました。

 

いつしか大人になって頑張って香水をつけるのも面倒になり、たまーにお香を焚くくらいだったんですが、最近になってまたお香・香水が復活しました。たぶん、本能的に加齢臭対策してるんだと思います。

まだ加齢臭はしません、念のため

 

 

んで、我が家で使っているお香はこちら。「松栄堂」さんの「堀川」というお香です。


彼ではありません。
hori

このお香に出会ったのは、まさしくSOU・SOUのお店でした。SOU・SOUのお店で使っているのが、こちらの「堀川」だったんですね。名前が名前なんで香りがイメージしずらいですが、要はビャクダンです。甘めでスッキリした香りですが、他のビャクダン系のお香に比べてやや上品でまろやかな気がします。
なんとなくリラックスしたい時とか、娘がウ◯コした時なんかに出動します。

ここ最近は原材料の良質な白檀の入手が困難で価格が高騰しているらしく、販売価格もググっと上昇してしまいました(レビュー欄でそんな事情も知らないのか安直に販売元批判をしている人もいますが…)。それでも他のビャクダン香には無い良さがあるので、買い続けています。

 

 

んで、最近私が入手した香水がこちら。香十の「オードトワレ サンダルウッド」です。多分、本当は女性、それもやや年配の女性の方が使うような香水なんだと思います。
kouju

つい最近まで香水をつけてなかったんですが、ふと香水つけようかなーと思いたち買いました。

しかし、ご存知の通り私の普段着はSOU・SOUのいわゆる「和服」なんですね。別に香りなんて好きなもの付ければ良いとは思うのですが、

和服でウルトラマリンの匂いとかどうよ?

とか考えたら、やっぱり和風の香りのものがいいよなーと思った次第です。花火大会の浴衣・甚平を着た若いギャル男とかならまだしも、オッサンですし。

 

和風といえばお香…それもできれば「堀川」のような白檀の香りで…と、探し求めてネットを徘徊していて見つけたのがこちらの「オードトワレ サンダルウッド」です。同ブランドの「ムスク」と迷いましたが、嫁の反応でこちらにしました。白檀の甘い香りは堀川と共通ですが、こちらの方がやや枯れた雰囲気がある気がします。ちなみにそれほど強く香る感じではなく、トップノートも優し目です。
他にも評判のよさそうな和風香水や昔ながらの練香なんかも見つけたのですが、価格や手軽さなどのバランスを見て一番現実的なのがこちらでした。

ちなみに「香十」はもともと歴史ある老舗のお香の取り扱い店で、本来香水のブランドではありません。そのためか、実物を見に銀座の本店を訪れた時も香水取り扱い店とはかなり違った趣でした。

 

 

香りなんて別に生活必需品でもなんでもないんですが、香りを楽しむというのも生活が豊かになっていいですね。

 

だが香水つけすぎで電車や飲食店に入ってくる奴は許さん

やっぱりトップ・ミドル・ラストと楽しまないと損ですね。常にトップノートみたいな人は隔離するべきだと思います。妊婦さんとか本気でキレていいと思います。

 

 


WWDC2013のあとの感想〜MacPro編

  • 投稿日:2013/06/12

MacPro今回のブログはひき続きWWDC2013ネタです。

今回は新iOS・新Mac OSの発表以外にも新製品の発表がありました。その中でも今回一番の話題をかっさらったのは恐らくこの製品でしょう。

新型 Mac Pro

MacPro

通勤電車の中でWWDCの情報をチェックしてたんですけど、正直このデザインを見て

空気清浄機じゃん

と思ってしまいました。なんかダイソンとかでありそうな。アロマオイルとかセットできそうな。っていうか昔持ってた気がする、こんなの。確かTENGAとかいった気がする。

 

やっぱインパクトあったみたいで、Twitterやネット上のあちこちでネタにされまくってました。
よく目にしたのは

  • ゴミ箱
  • オナホール
  • バッファローマンの腕についてるアレ
  • 花瓶

といった意見の数々。うーん、確かに見えますなwww

私はそこまでAppleファン歴長い方ではありませんけど、Appleが周りがギョッとするようなデザインの製品を発表するのは珍しいことではありませんので「おぉー」と思った程度でしたが、まあ刺激的ですね。

ゴミ箱といえば、Amazonで非常によく似たルックスのゴミ箱が発売されてまして。

もう既にレビュー欄が餌食となっております。

Amazonの公式Facebookページでも「商品のお間違えにご注意下さい」なるコメントまで出る始末。
ama

 

 

前にも似たような製品は出してた

なんとなーく個人的に既視感があったこのデザイン。なんだろうなー…オナホ持ってたとかそういう話じゃなくて、なんだっけなーこれ…どっかで見たなーと思っていたら。

20th anniversary Macintosh

20th

 

これだこれ!

以前になんとなーく歴代Macについて調べた時に見たやつです。これはゴミ箱というより象印っぽいですけど。

ちなみにこちらの20th記念モデル、97年にApple創業20周年を記念して発売されたモデルだそうで、Apple創業者であるスティーブ・ウォズニアックとスティーブ・ジョブズに送られたらしいんですが、ジョブズはこのデザインが気に食わなくて窓から放り投げたという噂話がある製品ですw

ということは、この新型Mac Proもジョブズは嫌いなのかな…。

 

んで、この円筒状の新型Mac Proの穴は何かというと「上部についた排気口」だそうです。上部排気口という機構自体は実は初めてではなくて、以前にも同じような機構を持つ製品がリリースされていたんだそうです。

Power Mac G4 Cube

PowerMac_G4_Cube

職場の先輩のSさんが所有しているそうです。

今までの流れからいくと、こういうデザインの製品が出てくるのはAppleにおいてはそれほど珍しいことではないというか、むしろ最近は正統進化版とかベーシックデザインの延長にあった製品が多かったのもあって、久しぶりに「Appleらしい」デザインの製品が出たんじゃないかとも見れると思います。

Mac Proという名前

結論から言うと、今回の新型Mac Proは個人的には「Mac Pro」という名前で出さなくても良かったんじゃないかと思ってます。別に「Mac Proはあの質実剛健なルックスがいいんだよ!」とかって話じゃありません。

以前にラーメンズがAppleのCMに出演した時なんかもそうでしたが、Macがビジネスユースというよりはコンシューマ向けで考えられているというのは結構知られています。

恐らく「Pro」という名称自体が、iMacやMacbook等のそういったコンシューマ向けとしての製品とは差別化した、「プロの現場で活躍する高スペックマシン」という意味合いが強かったんじゃないかと思います。

しかし、もう現行iMacの最下位モデルですら大抵のことはできてしまいます。3Dグラフィックや重いムービーをグリグリいじるならまだしも、ちょっとした音楽制作やデザイン程度なら現行iMacで充分プロの現場で通用してしまうんですね。むしろライトユーザーにはオーバースペック気味かも知れません。
(ライトユーザーはそれこそiPad等のタブレットに流れていくのかも知れませんが…)

つまり「スペック的なフラッグシップモデル」であって、あえて「Pro」とつける必要性は薄れてきたんじゃないかなーと思うのです。以前より製品自体の拡張性というものの重要度も薄れてきたというか、外付けで結構何とかなってしまうので、ストレージを三発も突っ込む必要ないのかも知れないですね。

職場の先輩Sさんは「Mac mini 兄貴」と言ってましたが、そんな感じかも知れません。流石にAppleが「兄貴」はないでしょうから「Big Mac」とか…あ、それは商標的にまた揉めそうな…。

散々言いましたが、実は個人的には新型Mac Proのデザインはそんなに嫌いじゃないです。それほど高スペックを必要としてないのと、価格が恐らく凄そうなので買う気は起きませんが…。

むしろ皆が騒いでるMac Proよりも、同時発表された

AirMac Time Capsuleはこれでいいの?

airmac

ということについて、少しばかりマカーの皆さんと語り合いたい気がします…。

そういえば新型iPad miniの発表ありませんでしたね…。型落ち期待してたんだけどな…。