Atrasi-2079-Vox

フリーランスウェブデザイナーArata-Atrasi-Takamiのブログ。服・靴・育児ときどき開発。

Monthly Archives: 2015年2月

ネクタイのお話

  • 投稿日:2015/02/16

先日、久しぶりに新宿方面に行く機会があって伊勢丹メンズ館に寄ってきました。特にお目当てというのは無かったのですが1Fのネクタイ売り場を見てきました。

10978560_831375576921817_7939322954271139791_n

ちょうどセール品もだいぶ無くなって春夏の新作が出始めており、どんなのあるかな〜と流し見しておりました。するとバレンタインプレゼント用なのかネクタイ売り場には多くの女性客。そういえばクリスマスシーズンにもこんなの見たな…。真剣な眼差しでネクタイ…というか値札をチェックする奥様、キャ~カワイイ〜♪と完全に自分の趣味丸出しでネクタイ選びをする若い女性グループ…うーん、お相手の男性が普段身につけているスーツやシャツや靴まで目を配っていると良いんですが…。

正直ネクタイのプレゼントは鬼門です。有名ブランドの名前が入ってるからってヘンテコなネクタイ持って来られても困ります…。少なくともランキングサイトで上位たったからって理由で買ってこられたら嫌ですね…。

 

かの著名な服飾評論家の故・落合正勝W氏が「まず投資すべきは靴で、次に投資すべきはネクタイ」と仰ったとか。それだけ重要度の高いアイテムですが、落合正勝氏の様に高級ネクタイを100本以上も用意できるほど財力がございませんし、単に高いネクタイを締めていれば良いってもんでも無いのが難しいところです。結局バランスなんでしょうね。

 

私が仕事用として普段使いしているネクタイで一番多いのは「鎌倉シャツ」のネクタイ。ベーシックな色柄が中心で品質もなかなか。値段も一本5,000円(税別/記事執筆時点)と高すぎず、平均的なサラリーマンの年収なら無理なく揃えれるのが嬉しいです。

これも鎌倉シャツのネクタイ
10959500_833618773364164_317177181812909595_n

特に50オンスシルクを使ったネクタイを時々発売するのですが、そのソリッド(無地)のものは非常に使い勝手がよく、程よく肉厚で見た目に高級感もあるのでプレゼント用にもオススメです。ドラマ「俺のダンディズム」で登場した英国有名ネクタイブランド「Drake’s」の50オンスタイと同等の生地を使っているらしいです。

私もパープルの50オンスタイを一本もってます。
1925139_830472317012143_7533672722690102741_n

その他には「Franco Bassi」「SCHIATTI」「Cricket」あたりが多いです。この辺は通常価格が鎌倉シャツより幾分高めになりますが、アウトレットやセール等を駆使して1万円以下くらいになったところを狙って購入する場合が多いです。

 

セールといえば、お正月セールで入手した私の持ってる中で最高額ネクタイは「TIE YOUR TIE」のもの。色柄の美しさと結んだ時の色気たっぷりな結び目にヤられてしまいました…。通常価格ですと3万近くしますので、滅多に手を出せないネクタイです。所帯持ちの方は奥様の許可必須です。

10917297_815735568485818_6592425357706358997_n

こちらもドラマ「俺のダンディズム」で紹介されていましたが、セッテピエゲと呼ばれる芯地を使わずに表生地を折りこんで作る贅沢な製法で、一般的な芯地有のネクタイには無い何ともいえない柔らかさがあります。正直なところ、まだ自分がネクタイに負けている気がしてあまり使っていません…。

 

あれこれネクタイのブランドについて書いといて身も蓋もないですが、最終的にはネクタイのブランドよりも本人がどう着こなすかの方が重要かも知れません。ノットやディンプルは常にカッコよく決めてみたいものです。

ノットといえば「THE RAKE」というセレブ雑誌(買ってる人は私をはじめセレブじゃない気がする)に、英国王室の洒落者として名高いマイケル・オブ・ケントW王子が載っていました。


この方は太めのネクタイをオーダーして、大きめのノットにしています。私のあまり大きくないノットでディンプルを作って小剣をチラ見せして…というスタイルとは随分違う気がします。こんなのもアリなんですね。

 

ちなみに私、小剣ずらしをやるときに必ず小剣が左胸側に寄ります。癖なのかな…なんででしょう。ちんkも左寄りがどうの…この話はやめましょう…。

 

 


下北沢屋根裏

  • 投稿日:2015/02/01

yane

先日、老舗ライブハウス下北沢屋根裏が2015年3月いっぱいでの閉店を発表しました。約29年もの間営業されていたとのことです。ネット上の反応を見ると何気に「出演したことはないけど残念」「一度行ってみたかった」という声が多く、長きにわたって愛されてきたライブハウスは直接関わったことがない人も、多少なりとも何かを感じたりするものなのだな…と、改めてその歴史の深さを認識しました。

http://shimoyane.com/

私が下北沢屋根裏に初めて出演したのはいつだったかハッキリ覚えていませんが、約15・6年ほど前じゃないでしょうか。初めてステージに立った時は「甲本ヒロトと同じ場所に立っているのか…」と身震いしたのを覚えています。その後、下北沢屋根裏に定期的に出演するようになりYさん・Mくんはじめスタッフの皆様には沢山お世話になりました。

 

私のバンド活動が次第に少なくなってきた頃、ちょっとした用事もあって音楽活動ではない形で下北沢屋根裏に関わることになりました。バンドでお世話になったぶん何かしらの恩返しができれば…という感じで、今日までバンド活動をストップした後も長いお付き合いをさせて頂きました。

その用事のこともあって2014年の12月くらいに連絡を取っていたのですが、その際にYさんから「もしかしたら閉店すすることになるかも」ということを伺いました。その時はまだどうなるか決まってなかったので、くれぐれも他言無用ということだったのですが、年が明け1月の中旬くらいに閉店が決まったことを聞きました。

 

渋谷屋根裏や新宿ACBなど老舗と呼ばれるライブハウスが次第に無くなっていく中、特に馴染み深かった下北沢屋根裏が無くなるというのは何とも寂しい気持ちです。ライブハウスを取り巻く環境も変わってきたので、ライブハウスも従来のやり方だけでは生き残っていく事は難しいのかも知れません。またライブハウスもそれぞれに事情を抱えており、それを踏まえた上でどうしていくのがベターなのか考え続けないとならないのかも知れません。

私の立場から色んな事を言うわけにはいかないのですが、下北沢屋根裏というライブハウスは決して寒々しい事ばかりでこの結果に至ったのではなく、そこには色んな人のドラマとも言うべきことが沢山あったのだということだけは書き残しておきたいと思います。

 

屋根裏に限らず、私はバンドマン時代はライブ以外でも何かとライブハウスで多くの時間を過ごしました。打ち上げ後にそのまま客席の隅っこで寝込んだり、掃除をしながら雑談をしたり、友達ができたり、喧嘩をしたり、恋に落ちたり。ちなみに嫁は都内の某ライブハウスで知り合いました(蛇足)

東日本大震災の発生当時、都内をはじめとする多くのライブハウスが場所を解放し、緊急の避難所となったと聞きます。ライブハウスは単に「ライブをやる・見る場所」ではなくて、人が集まって色んな何かがある場所なんですね。そういう場所って、その時はそれほど意識していなくても実はとってもかけがえの無い場所だと気づく時があります。

 

下北沢屋根裏というライブハウスは3月で閉まってしまいますが、若いバンドマンやオーディエンスはもちろん、近隣の方々にとっても、そういうかけがえの無い場所が在り続けることを願います。

下北沢屋根裏のスタッフの皆様の次なるご活躍を祈るとともに、感謝の意を表します。