2013年の頭に「Google Mapにリンクを張る際のパラメータ」という記事を書いたことがあったんですが、あれからずいぶんと時間が経ってGoogle Mapもだいぶ様変わりしました。あの時のパラメータが今でも有効なのかどうか、ちゃんと見返してないんで正直微妙なんですが、まあ気が向いたら検証して記事直しておきます。
久しぶりの開発ネタ…ってほどでもないですし今更感あるんですが、ちと紹介。
Google Mapの「経路探索」機能を使ったリンク方法です。
以前の記事でも書いた通り、Google MapはURLに様々なパラメータを記述してあげることで、色んな機能を使う事ができます。
例えば座標。
https://maps.google.co.jp/maps?ll=35.669029,139.705421
上記の場合は緯度35.669029・経度139.705421の座標を指定した場合です。座標を指定すると、指定された座標を中心としたマップが表示されるわけですね。
指定する場合は上記の様に「ll=緯度,経度」という風に書きます。
これと同じように「出発地」「目的地」を指定することも出来ます。
出発地は「saddr」、目的地は「daddr」を使います。
例えば、出発地を緯度35.669029・経度139.705421のラフォーレ原宿にし、目的地を緯度35.667245・経度139.708796の表参道ヒルズにしてみます。するとURLは
http://maps.google.co.jp/maps?saddr=35.669029,139.705421&daddr=35.667245,139.708796
となります。saddr・daddrそれぞれにll〜の時と同じ要領で座標を記述しています。
更に、経路タイプやズーム倍率を指定したりすることも出来ます。
http://maps.google.co.jp/maps?saddr=35.669029,139.705421&daddr=35.667245,139.708796&dirflg=d&z=16
経路タイプは「dirflg」で「t(電車 デフォルト)」「w(徒歩)」「d(車)」が選べます。
ズーム倍率は「z」で0〜約20の数値で指定します(例外もあります)。
座標の取得は以前の記事でご紹介したサイトが閉鎖されていたようなので、こちらを。
http://www.gis-tool.com/mapview/maptocoordinates.html
最寄り駅からイベント会場の経路や、最寄りのコインパーキングから店舗への経路を教える時など、何かと使い道がありそうです。