少々遅れ気味ですが、あけましておめでとうございます。
年末年始は嫁の実家のある伊豆で過ごしておりました。元旦の富士山がめっさ綺麗でした。
去年はサボりながら更新しておりましたが、見てるから!と各方面から励ましのプレッシャーを頂きましたので、今年こそは…やっぱりサボりながら継続してまいります。
相変わらずこのブログへのアクセス検索ワード第一位は「ベンクーガー」です。正月らしく日の出暴走の話を書こうかと一瞬思いましたが、私暴走族じゃなかったと気づいたのでやっぱり革靴の話です。
新年一発目にご紹介するのはJohn Lobb(ジョンロブ)の「Osner(オスナー)」というモデルです。
こちらはヤフオクで購入しました。中古でしかもネットで…というのは初めてでしたが、結果的には結構満足しております。
今までシングルモンクストラップのUチップをカッコ良いと思ったことがなかったのですが、コレは結構新鮮でした。
上から見るとフロント部分が綺麗なオーバル型になってるところや、ストラップ部分がが別パーツではなくアッパー本体と一枚革で続いているところが、なんだか「ジョンロブらしい」と感じてしまうのは私だけでしょうか。
エドワードグリーンのドーヴァー同様の綺麗なスキンステッチが目を引きます。
私の持っているシティ2は7000番という木型(ラスト)ですが、こちらは8695番という一昔前の定番ラスト。7000番・8000番の源流になったと言われている木型で、シティ2の前身となるシティはこの8695番だったそうです。
現行モデルではシャンボード2というUチップシューズに8695番が使われています。オスナーはシャンボードのモンクストラップ版という感じでしょうか。
[出展] コンビ使いが印象的なジャパンスペシャル「CHAMBORD II」|JOHN LOBB / OPENERS
同じUK7.5サイズですが、つま先の捨て寸はやや少なめで、シティ2に比べるとややポッテリした印象。
甲はやや低めなんでしょうか、少し押さえつけられる感触はあります。下の写真は分かりにくいですが、奥がシティ2で手前がオスナーです。
ヒールカップは気持ち大ぶりな気もしたんですが、見比べたら大差なかったかも知れません。土踏まず部分はシティ2の方がグッと深くアーチしてる様に見えましたが…。
ソールはダブルソール仕様で前オーナーがハーフラバーなどでリペアした模様です。大きなダメージは見られませんでした。
履き心地はシティ2のぴったり足に吸いつく様な感じではなく、もう少し緩やかなフィット感。買っといてアレですが個人的にはシティ2の方が相性良い印象です…(笑)
ユーチップやシングルモンクという仕様自体はカジュアル寄りなんですが、セットアップスーツくらいなら問題なくマッチしてしまうエレガントさは、流石ジョンロブといった感じでしょうか。
そろそろ下駄箱の状況からして嫁の視線が痛い。今年は…革靴買えるでしょうか…。