トレンド的にだいぶ落ち着いてきたとはいえ、まだまだパンツのシルエットの主流はテーパード(裾に向かって細くなっていくシルエット)の様です。私は下半身デブで太もももふくらはぎも太っちょなので、ちょっとテーパードがキツめだとふくらはぎがパツパツになってしまう事が多々あります。
最近人気なパンツブランドといえばインコテックス・GTA・PT01・PT05・ベルウィッチ等でしょうか。大抵イタリアのブランドなんですが、私にはテーパードがキツめだったりします。イタリアの方は脚細いんですかね…。正直このテーパード主流のトレンド早く撲滅されてくんねーかなとか思っていたんですが、世の中は私を中心に動いてないんですね。残念なことに。オーダーするのも大変だしよぉ〜チェッチェッ!
そんなワガママ極まりない愚痴をこぼしていたら、服好き仲間の方から
「それならm039というブランドが良いかもしれませんよ」
という、テーパード地獄に苦しみ悶える私にとって仏が垂らした蜘蛛の糸の様なお知らせ。
「m039」は日本人初の「パンタロナイオ(イタリア語でパンツ職人の意)」と言われる「尾作隼人(おさくはやと)」さんが監修するブランド。「039」って「039(おさく)」って意味なんですかね。
△私の一つ歳上になる尾作さん
[出展]【インタビュー】パンツ職人・尾作隼人|パンタロナイオという職業 / イセタンメンズネット
「パンタロナイオ」という言葉自体初めて目にしたんですが、イタリアやイギリスのテーラーではパンツ制作を下請けのパンツ職人さんに出すのはよくある事なんだとか。洗練されたパターン(型紙)技術はもちろん、卓越したアイロンワークで素晴らしいフィット感と美しさを実現するのだそうです。
△腰にフィットしてずり落ちにくくなる様にベルト部分が大きく湾曲している
[出展] “パンツ職人”(パンタロナイオ)、立つ【後編】硬骨のアルチザンたち<第四回> / Men’sExオンライン
m039はそんな尾作さんのコダワリを反映したレディメイド(既製品)ブランドということですね。
私はm039の中でもゆったり目なプリーツ入りモデル「EP-04」を購入しました。
生地はネイビーのバーズアイ柄。シルエットはやはり綺麗です。
本音を言えば、もう少しふくらはぎ部分に余裕があると良いんですが、レディメイドということを考えれば素晴らしいフィット感。ヒップのあたりも綺麗にフィットします。
まさに下半身デブの私のコンプレックスを充分に理解してくれたような素敵なパンツです。
プロパー価格では2万円台後半〜3万前後と、平均的30代サラリーマン年収からすると決して安いものではありませんが、このフィット感は結構クセになります。セールなどを上手く使えば、3プライス業態のパンツ価格×1.5倍程度の約1万円台半ばで購入できる事もある様です。インコテックスはプロパー価格で3〜4万くらいしますから、半値くらいになるでしょうか。
たまに伊勢丹でビスポークのオーダー会もやっているそうです。
そのうち尾作さんにビスポークもお願いしてみたいな…。
オーダーするお金が欲しいので、お仕事下さい…お願いします…。
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