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New Balance 990v4
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何故New Balance 990v4は僕の一位でありつづけるのか

僕がハマりまくって久しいNew Balanceのスニーカーの中でも、特に好きなモデルがある。990v4だ。

ご存知の方も多いと思うが、990シリーズはNew Balanceの中でもいわゆるフラッグシップと呼ばれるシリーズで、1000点満点中990点の出来というキャッチコピーで売られたとか、会長のOKが出ないと製品化や発売が出来ないとか、いろんな逸話がある。

990シリーズはこれまでに世代違いで6モデル出ており、僕の愛する990v4は4代目のモデルとなる。

New Balance 990v4 ネイビー
筆者が最初に購入した990シリーズである、990v4のネイビーカラー

なぜ最新の990v6ではなく990v4なのか

この記事を執筆している2026-09-21時点では990シリーズの最新モデルは990v6だ(次世代モデルとなる990v7の噂が話題になっているところだが)。

New Balanceに限った話じゃないけど、根強い人気のあるモデルは最新モデルが登場したあとでも旧モデルが継続的に販売され続けることはあり、1世代前の990v5は現状新作が出ない(廃盤?)のに対して990v4は今だに新作(新カラー)が出続けている。

多分、僕がそうであるように、多くの人が最新モデルの990v6よりも旧モデルである990v4を選びたくなる理由があるのだ。

New Balance 990v6
2026-09-21時点でのNew Balance 990シリーズの最新モデル、990v6

990v4と990v6のソールシステムの違い

990v4のソールシステムはちょっと複雑で、New Balanceの持ついくつかのテクノロジーが組み合わされた形になっている。詳しい説明を書いても多くの人はよく分からない言葉だらけで頭が痛くなると思うので割愛するが、もし詳しく知りたい方は公式サイトや諸先輩方のブログでたくさん書かれていると思うので調べてみてほしい。

対して最新モデルの990v6はFuel Cellというランニングシューズに使われるシステムが大きく取り入れられている。このソールシステムは、フカフカしたクッションと自然に足が前にでるような反発力を兼ね備えていて、初めて履いたときは結構感動してしまったくらい、それまでのスニーカーとは別物感がある。

もしかすると990v4と990v6を試着しただけだと後者の方が感動的な履き心地で良いと感じる人が多いかもしれない。だけどしばらく履いていると990v4の方が良いなと思うこともある。

フカフカして反発力があるということは、それだけ足を動かすことに特化しているとも言える。つまり歩く・走るという動作を長時間続ける人にとっては990v6のソールは理にかなっていると思う。その反面、接地の感触とか、立っているときの安定感という意味ではやや劣ってしまうのかもしれない。

990v4はある種の堅さがあって、クッション性という意味だけにおいては990v6に劣るかもしれない。それでも必要十分なクッション性は備えており、むしろ堅さの絶妙な塩梅によって接地の感覚・安定感を得るという部分では、むしろ最新モデルの990v6を上回っていると感じるのだ。

アッパーのフィット感の違い

990v4と990v5は比較的似ていて、アッパーのフィット感も大きくは違わないように思う。だけど990v6はデザインも大きく変更されていて、そのせいかフィット感もだいぶ変わったように感じる。

一言でいうと、990v6のフィット感は「ゆるい」と思う。
もちろん、足の形や感じ方は人それぞれ異なるので必ずしも誰しもが990v6がゆるいとは限らないのだけど、僕個人の感覚でいえば990v4で感じる「しっかり支えていますよ」感が無いのだ。

シューレースを締めれば、990v6でもバンプ(甲部分)はしっかり押さえられるし流石New Balanceと言いたくなるほどフィット感を得られる。だけどシューレースでは調整しきれないカカトのフィット感だけは、どうも甘い気がして仕方がない。僕のカカトが単純に小さくて貧弱なのかもしれないけど、990v4のあのしっかり受け止めてくれる感触は感じられない。

990v4のヒール
990v4のカカト部分。筆者の貧弱なカカトをしっかり受け止める。

New Balance 屈指の優等生、990v4

履き心地は前述した通り、990v4は旧モデルでありながらも最新モデルに優るとも劣らない素晴らしい一足だ。また、見た目もスッキリしていて、良い意味でテクノロジーを前面にゴリ押しした感じがせず品の良いスニーカーといえる。

特に大人の方、オフィスでカジュアルな装いが許されているけどお客様と会う機会も多いなんていう方にはぴったりだと思う。ユニクロとかのカジュアルなスーツ風のセットアップの足元でグレーやネイビーの990v4を合わせたら最高なんじゃないかと思う。

優等生なだけにルックス的に使いにくい面も

ここまで990v4をヨイショしておいて難だが、実をいうと個人的に不満が無いわけでもない。

その不満というのはそのルックスだ。前項でカジュアルなビジネスの装いにも最高!とか言っておいて、舌の根も乾かぬうちにディスるとは何事かという感じだが、この上品で優等生なルックスが僕にとっては難しさを感じてしまうこともあるのだ(特に定番のグレー!)。

僕は仕事でそれほど厳しいドレスコードを求められることもなく、普段着はめちゃくちゃ緩い。もはや緩いを通り越して奔放な方だという自覚はある。長女がお友だちに「お前の父ちゃん、派手だな」と言われてしまったことも真摯に受け止めているし、路上で始まった喧嘩を止めるために警察を呼んだら危うく僕が捕まりそうになった(勘弁して)くらい、僕のルックスが「品の良い大人」とは一定の距離感があるのは知っている。

つまり、僕の持っている「色」と、990v4の優等生な雰囲気が微妙に合わないことがあるのだ。特にグレーはその上品さが際立っていて個人的に難しく、圧倒的にネイビーのほうが出動率が高い。このままでは990v4グレーが履く前に加水分解を迎えてしまう!

シューレースを変えたりして抗ったりはしているけど、まだ研究中である。

純正の白のシューレースの990v4グレー
純正のホワイトのシューレースのままの姿
ネイビーグレーカラーのシューレースに交換した990v4グレー
992に付属したネイビーグレーのシューレースに交換

それでも990v4が好き

ここにきてルックスを少しディスってしまったわけだが、これは単純に僕の服装やキャラクターとの相性問題なので、世間一般の方はおそらく気にしなくて大丈夫な人がほとんどだろう。

990v4の履き心地はこの記事で述べた通りで、個人的には他のスニーカーを選ぶときのベンチマーク的な存在にしているくらいだ。メイド・インUSAのフラッグシップモデルに興味があるという方は是非一度試着だけでもしてみてほしい。そして良いなと思ったら、是非思い切って一足買ってみてほしい。
ここのところNew Balanceのスニーカーは軒並み値上げ傾向で、僕の購入時は3万円台前半だった990v4もついに4万弱〜4万円台後半まで値上がりした。今の価格のうちにという意味もあるが、なにより990v4を買う人が多ければ僕の好きなこのモデルが廃盤にならずに済むのだ。

最後の最後に僕のエゴたっぷりの着地をしてしまったが、素直に良いスニーカーだと思うのでおすすめする。