WordCamp Tokyo 2018に参加してきました(盛大に悪ノリ)

先日WordPressの一大イベント「WordCamp Tokyo 2018」に参加してきました。

 

WordPressとWordCamp Tokyo

WordPressというのはブログ等のサイトの設置・運用を簡単にするために作られたシステム(CMSと呼ばれます)のことで、今ではブログだけでなく企業等のサイトにも広く用いられており、このブログも WordPressで作られています。WordPressの他にもCMSは沢山あるんですが、 WordPressはダントツのシェアを誇るオープンソースCMSです。

WordPressは開発者や運用する人などを中心に沢山の方がコミュニティを形成して互いに助け合いながら日々進化しています。 コミュニティは世界各地に存在し、時々こうやって大きなイベントを開いて情報共有したり交流しています。 WordCamp Tokyoはその名の通り東京で行われる年に一度の大きなイベントで、色んな企業の皆さんと有志の方々で結成された運営委員会・ボランティアスタッフの皆さんのお陰で開催されています。

WordCampでは会場内に複数のセッション会場が設けられ、様々な種類のセッションを選んで聞くことができます。登壇されるスピーカーの方々は、WordPressの開発者やホスティングサービス会社の方など様々です。

 

今回は主に技術的な情報収集が目的

私はWordCamp Tokyoに参加するのは今回で三回目。一回目はどんな感じのイベントなのか見てみたくて、二回目はたくさんの人と交流をしたくて参加しましたが、今回は主に情報収集が目的。WordPressは間もなくVersion5.0をリリース予定で、その中の目玉とも言える機能が新しくリニューアルされた「Gutenberg(グーテンバーグ/グーテンベルク)」と呼ばれる新エディタ(コンテンツの投稿画面)です。GutenbergによってWordPressは新たな境地へと進化していくわけですが、開発者の私にとっては詳細な情報が欲しいところだった訳です。
その他にもWordPressの中で使用されている言語・PHPの状況等についても知りたかったので、今回はその辺の技術的な部分に関するセッションを中心に回りました。

お陰様でGutenbergの大まかな仕組みや、その導入についての情報が、参加前よりずっと捉えることが出来るようになりました。実はセッションを聞きながら持参したMacBook上にローカルなWordPress環境を構築してGutenbergを動かしてみていたんですが、自分の制作した簡単なテーマでちゃんと動作していたので、詳細を詰めていけば今後の制作案件にも使っていけそうだなと感じました。


▲あの有名な技術書の著者が参加されていたりします

 

ネット上の情報を探すのとはまた違った魅力

技術的な情報は、それこそググったり技術書を購入することで得ることが出来る場合も多いんですが、他の参加者に相談したり腕利きの開発者の方のセッションを通して詳しい情報を知ることが出来たりするのはWordCampの面白いところです。

WordCampのセッションは私の様な技術的な部分を知りたいという開発者寄りの中級〜上級者向けな情報だけでなく、運用方法や導入方法などサイトの運営者等に向けた初級〜中級者までの情報を扱ったものもあるので、本当にたくさんの人が参加しています。それでいて参加者が分断されているのではなく、お互いに質問しあったり交流することが出来る懐の深さが魅力です。

ちなみにスポンサー企業の皆さんも沢山のノベルティグッズを用意してブースを構えているので、ノベルティグッズを集めて回るだけでも結構楽しめます。ちなみに私も娘のために可愛らしいノベルティステッカーをもらってきました。


▲どら焼きは私のおやつ

 

今年も沢山の方と交流することができました

参加も三回目になると、お互いに顔見知りになった参加者の方も多くなってきます。時には仲の良い開発者仲間の方がほかの開発者の方を紹介してくれたりすることもあります。これ見よがしに営業をかけるわけではないんですが、こういう横の繋がりをもつことでお互いに何かあった時に助け合える関係をつくることができます。
今回も名刺交換やSNSでのフレンドになって頂いた方多数でした。本当にありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。

ちなみに、紹介された方の中で結構言われたのが以下のお言葉。

「えっと、デザイナーさんですよね?」
なんでしょう、デザイナーって分かる何か特徴があったんでしょうか。 曰く「ヒゲとメガネと帽子の組み合わせはデザイナー率高い」らしいですが…

「実は以前も見かけたことがあります」
一回目・二回目の参加の時にも私を見て覚えていてくださったそうです。ありがたや。もう悪いことできません。

「あ、ZOZOスーツの人ですね!」
ZOZOスーツを着て悪ふざけした写真を悪ノリでSNSのアイコン等に使ったら、フレンド候補等で表示されて覚えられていた様です。むしろ「今日はZOZOスーツじゃないんですか…」と残念がられる始末。


▲こちらはフリー素材となっております

 

 

クラブに通っていた頃の血が騒いで盛大な悪ノリ

WordCampには毎回何かしらのテーマが設定されるらしいんですが、今回は「Challenge(チャレンジ)」でした。色々と挑戦していこうということで、従来はセッション会場と同じ会場でLT(ライトニングトークの略・5分間だけの短いセッション)大会と懇親会が行われていたんですが、今回は渋谷のパリピなクラブ「CLUB TK SHIBUYA」を借り切ってDJイベントという形式でアフターパーティーが行われました。この会場、行ってから気付いたんんですが以前T2というクラブだったところですね。

参加者の皆さんの中には「クラブ自体が初」という方も多く、ホール隅のソファーで大人しく様子見される方々もいましたが、意外にもクラブの雰囲気を楽しもうと初クラブで覚醒した人も多かった様です。で、私はというと大学生時代はしょっちゅうクラブに出かけては朝まで下手くそなダンスを踊り狂うという日々(当時は今ほど風営法が厳しくありませんでした)を過ごしていたので、なんだか懐かしい気分に。
ハウスミュージックがかかった瞬間、私も久しぶりに踊りまくりました。いつものノリなら大人しくしていたはずなんですが…きっと飲みすぎていたからでしょう、ついタガが外れて呼ばれてもいないのにステージ上に上がってしまいました。いやー飲み過ぎって怖いですね。もちろん私が飲んでいるのはジンジャーエールです(お酒飲めない)。

本当は表参道に移動してVOGUE FASHION NIGHT OUTイベントを見たかったんですが、久しぶりに踊って疲れたので露出度高めなファッショニスタなオネーチャンを眺めるだけにして帰宅しました。

 

来年もきっと参加します

結局、セッションとアフターパーティーとどっちが私のメインイベントだったのか分からなくなってしまいましたが、きっと来年も参加すると思います。来年はスタッフとして何かお手伝いする方にまわろうかな…とか考えてみたり。その時はもっと踊れる身体を作って(違