世間一般では女性ウケが悪いとされる髭ですが、竹野内豊とか阿部寛とか女性ウケ良いんできっと髭は悪くない、悪いのは髭を悪しき事に使う人間の心であるという事なんでしょうね。
江戸時代には髭禁止令というものがあったそうです。対して明治時代の政治家とか半端ない髭生やしてますよね。おそらく江戸幕府が終了し、反動で維新志士たちが髭生やすぜウェーイ!アゲポヨ〜ってなったんでしょう。文明開化サウンドがするのは散切り頭だけではなかったんですね。
私も会社員をやめ独立したので、ブランディング?もかねて髭を伸ばしてみております。男としては、女性ウケを狙ってオーランドブルームばりの小綺麗な髭を生やすよりも存在感のある髭をたくわえてみたいもの。目指すは板垣退助か長岡外史か。
△髭族の長岡外史パイセン。プロペラと呼ばれた髭マジパネエッす。
せっかく伸ばしたからには伸び放題ではなく髪型同様にセットしたいと思い、セット用の道具を色々調べてみました。しかし「髭 お手入れ」等のキーワードで検索すると、大抵の場合は髭を「伸ばす」のではなく「剃る」ためのアイテムがヒットします。これぞ世間からの圧力…!
それでも何とか調べてみると、大雑把に以下の道具が推奨される様です。
- コーム:髭を整えるためのクシ。ひとまず髪の毛用で代用。
- オイル:髭や皮膚のコンディションを整えて成長を促すらしいです。
- バーム:髭をスタイリングしやすくするものらしいです。
- ワックス:ヘアワックス同様、髭を整形するものです。硬めのヘアワックスで代用可?
脱毛ワックスがヒットしたり、取扱終了品がヒットしたり、並行輸入品でメチャクチャ高いものが出てきたり、商品購入までちょっと手間がかかりましたが何とか以下のアイテムを買い揃えました。いやーAmazonさん流石っす。
オイルはこちらの記事を参考に買いました。っていうか、ほとんど選択肢なかったんですけどね。
オイルを使い続けてしばらく経ちますが、確かにオイル無しの時に比べると髭が柔らかく扱いやすくなる様な気もします。痒みやカサカサ肌を防いでくれるのもいいですね。
ワックスは数少ない国内品で比較的安かったこちら。ミントの香りが爽やか。
ワックスはかなりマットで固めなヘアワックスって感じでした。使い方は髪の毛のワックス同様に毛に馴染ませて整えるだけです。口髭の毛先を捻る様にするとカイゼルっぽくなります。整形力もなかなかで、初めてやったときもそれなりの形にはなりました。
動画の方が分かりやすいかも…。
インスタで髭写真をアップしたら、イタリアはナポリのネクタイブランド「SpaccaNeapolis」のオーナー・ニコラからUK製のバームとワックス等が送られてきました。ラッキー!
こちらのワックスはかなり固め。蜜蝋が含まれているのか色は飴色で甘い香りがします。
整形力はAmazonで購入したものより断然ハードで、分量をミスると落とすのに苦労しそうです。ニコラが「強いから使うときは気をつけてね」と言っていた意味がよくわかりました。
でもハードなぶんだけ一日中スタイリングが安定するので、できれば同じものを何度かまとめ買いしておきたいところ。ニコラにお願いして何個か送ってもらおうかな…。
△それほど髭ワックスの扱いに慣れてない私でもこれくらいおっ勃ちます
ちなみに原宿にあるMr.brothers cut clubというバーバーのスタイリストさんには、何名か素敵な髭をお持ちの方がいらっしゃる様です。私も近いうちに髪を切ってもらいに行こうかと思っております。
髭の濃さはもちろん、お仕事などの事情などで髭を伸ばせない方もいらっしゃるとは思いますが、もし許されるなら一度は挑戦してみてはいかがでしょう?
伸ばすのが面倒な方や女性の方はまず付け髭から…。