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フリーランスウェブデザイナーArata-Atrasi-Takamiのブログ。服・靴・育児ときどき開発。

Category Archives: Apple

harman/kardon aeを使ってみた(EarPodsと比較)

  • 投稿日:2013/10/08

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先日、久しぶりにイヤホンを買いました。普段使ってるイヤホン自体はまだ壊れたりしてはいないんですが、会社用のイヤホンが若干危ない感じになりましたので、今使っているイヤホンを会社用にして新しくiPhone用にイヤホンを買うことにしたのです。
まぁiPhone5sに機種変更した際にもオマケイヤホンは付いてきてるんですけど、せっかくなので。

今回買ったのはこちら。色は黒。

harman / kardon ae


こちらは、いわゆるカナル型イヤホンです。

ハーマンカードンはアメリカのオーディオ機器ブランドで、私が自宅のリスニング用スピーカーに使っているオーディオブランド「JBL」を扱うハーマンインターナショナルの名を冠したブランドです。

 

よくオーディオスピーカの世界では「BOSE」系「JBL」系で語られたりすることが多いんですが、メリハリの効いた迫力のあるサウンド傾向があるBOSE系に対して、いわゆる柔らかな中域とナチュラルな傾向が強いと言われるのがJBL系と言われてます。

高校生くらいの頃は分かりやすく迫力もあってメリハリの効いたBOSE系の音を好んでいたんですが、大学〜社会人くらいになると、もう少しナチュラルな傾向のスピーカを好むようになりました。

リスニング用はサウンドチェックを主眼としたモニター用と違ってあくまで音楽を楽しむために使うものなので、自分にとって音楽の美味しい部分が聴こえてくれば良いというか割と好みで選びます。今までにSONYはもちろんDENONやゼンハイザー・Victor等色々試してきましたが、以前にこのブログで書いたようにAppleの新しいオマケイヤホン「Ear Pods」が意外といい感じだったので最近は買ってませんでした。

 

「Ear Pods」は良くも悪くも「普通に良い」イヤホンという感じで、そこそこメリハリもよく、そこそこバランスもよく、そこそこ音質もナチュラルだと思います。もちろん1万円台後半〜の高級イヤホンに比べれば表現力で劣る部分はあるんですが、まぁまぁの出来だと思います。何よりフィット感も上々です。

それでも少し良いイヤホン、できれば1万円前後で買えるもので良いから何かないかなーと思っていたのです。以前使っていたVictorのイヤホンは若干強度的に怖いというのと、Ear Podsを使ってるうちに耳元で操作できる簡易コントローラの魅力に取り憑かれてしまったのです。

 

音質プラス利便性…というので、色々ネットで情報を漁って辿り着いたのが今回購入したharman / kardon aeでした。

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それでは開封してみます。隣は比較用の新品Ear Podsです(iPhone5sについてきたやつ)。

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現在使用中のEar Podsは結構使っていて、いわゆる「エイジング後」の状態なので、音を比較するには開封直後の方が良いかなーという理由です。

若干ですが、ケーブルがEar Podsより太いです。太いせいかやや硬さを感じます。私はスーツの内ポケットにiPhoneを入れているんですが、ちょっとケーブルが胸元で遊んでしまう感じがあります。これは致し方無いでしょうか。

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付属のイヤーピースは、シリコン製のが大中小で3つと低反発素材っぽいのが1つです。

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カナル型は耳とこのイヤーピースの相性が悪いと本領発揮できないので結構重要です。私はフィット感の比較的良い低反発素材のものを使ってみました。耳糞つきまくるのが難ですが…

 

Ear Podsに慣れてるせいか、アルミ製のハウジングは若干重さを感じます。Ear Podsが軽すぎるくらいなんでそう感じるだけかも知れませんが、やや重いです。仕方ないんでしょうが…。

個人的に一番「うーん…」と思ったのは右耳側についているコントローラ部分でしょうか。

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この部分が結構重くてただでさえ右耳側が外れるリスクが高い上に、コントローラの形状が引っかかりやすい角ばった形状位置が高め(自分の場合は首あたりくらいになります)なので、コントローラで操作しようとすると指で引っ掛けるようにしてしまい、右耳側が外れてきてしまうんですね。

見た目的なカッコ良さという意味ではいいんでしょうけど、実用性としては疑問です。この形状を維持するならもっと下に持ってきて左右の分岐点に配置するか、ここだけは軽くて引っ掛かりのない素材と形状にするかしないと使い勝手が良くないと思います。

 

 

それでは肝心の音質のほうを。

比較に使った音楽は私が最も聴くジャンルのロックから選びました。
フランツ・フェルディナンドのアルバム「Right Thoughts, Right Words, Right Action」に収録された「Right Action」です。

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当然ですがボリューム等の設定はいじらないで比較します。

 

結論から言うと、やっぱり1万円以上するだけあってEar Podsより表現力が高いです。

特にハーマンの得意とするナチュラルでしっかりした中域が心地よく、ギターサウンドやボーカルがいい感じに響きます。Ear Podsではなかなか聞こえにくかった細かいニュアンスも聴こえてきます。

低域はズンズンくる感じではありませんが、しっかりと鳴り響く感じがありますし量も充分ではないでしょうか。高域の変なギラツキも無いと思います。中域の表現力や滑らかな音域の出方のお陰で、今までは聴き逃していた演奏時の細かいニュアンスも聴こえます。そういう意味では結構臨場感が味わえるんじゃないかなーという印象です。

 

しかし、逆に改めてEar Podsがなかなか良い仕事をしてるとも感じました。メリハリという意味でだけ評価するならばEar Podsの方が優っている様な気すらします。良くも悪くもaeはあまり分離しない感じがしました。ナチュラルで滑らかな特性のせいだと思うんですが、Ear Podsが結構前に出てくる様な感じがあるので、もしかすると人によっては籠っている様な感覚を覚えるかも知れません。クリアはクリアだと思うんですけどね。

今回はガレージ・ロック寄りなフランツ・フェルディナンドで試しましたが、割と今の20代くらいの人が好みそうなエモーショナル・ハードコアやラウドロックなんかだとEar Podsの方がバキッとしてて気持ちいいのかも知れません。

 

単純な音量レベル的なことを言うと、aeはEar Podsより一目盛りくらいボリューム感がダウンして聴こえると思います。前述の様にEar Podsが結構前に出てくる様な感じがあるので、比較してそう感じるのかも知れません。

遮音性については低反発素材のイヤーピースを使った場合になりますが、かなり周りの音を遮断します。音漏れは静かな部屋で嫁に聴いてもらったところ、iPhoneの音量を80〜90%あたりまで上げた頃に少し漏れてくる感じだったそうです。逆に言えば周りの音に鈍感になってしまうので、移動中は充分に注意が必要ですね。

 

ちなみにマイクの性能は試してませんwww
耐久性についてはまだ使用して日も浅いので差し控えたいと思います。

結論としては、音質面では値段相応の価値はあると思いますが、使い勝手の部分では好みが分かれるイヤホンだと思います。
なお、上記はあくまで個人的な感覚ですので、全く違う感じ方をする方もいらっしゃると思います。必ずこういう音がするという保証は致しかねますので予めご了承下さい。

 

 

 

 


Bywordを買ってみました

  • 投稿日:2013/08/01

最近はMac App Storeであまり買い物してなかったんですが、久しぶりにちょっと買い物しました。こないだ書いたLogic Pro Xではありません。

購入したのはBywordというアプリ。いわゆるテキストエディタです。

ブログを書く際、WordPressの入力欄がどうも文章を書くのに集中できない気がして、いつも何かしらエディタで書いてからコピペ・編集してアップしています。

wp
あまり好きじゃないWordPressの投稿画面

 

 

今まではコーディング等でも使う高機能エディタ「Jedit X Plus」とかで書いてたんですが、正直なところそこまで高機能じゃなくて良いんですよね。

MATSUMOTO Satoshi

MATSUMOTO Satoshi
Jedit X Plus
★★★★☆
15件の評価
App Store
powered by アプリスコア.com

というわけでMac標準のテキストエディットとか使ってました。Mac標準のテキストエディットは機能こそシンプルなんですが、動作も軽くて結構嫌いじゃないです。

 

 

しかし、ここ最近になって娘の行動範囲が広くなってきており、マシンの前でカタカタと記事を書いていると

「だっこ!だっこー!きゃりーちゃん!パンマー!(←パンダのこと)」

と色々ねだってきます。つまり「きゃりーぱみゅぱみゅのPV見せろ」とか「YouTubeでパンダの映像見せろ」と要求してきてるんですね。AppleTVでテレビに映してあげても私の膝の上に乗りたがるのは、何か一歳児的に譲れない部分があるのでしょう。パパとしては甘えられて嬉しい半面、全くといって良いほど記事制作が進みません。

 

それで思いついたのが、通勤電車内とかでiPhoneで記事を書く方法。iPhoneで記事を書いてやろうと。
Mac標準のテキストエディットにはiCloudの同期機能がついているので、これを利用してiPhoneで編集すれば…

[悲報] iPhoneからテキストエディットの書類開けない

そうです、そうなんです。「メモ帳」アプリはiCloudで同期・編集できるんですけどね。
色々調べたんですが、iCloud上で同期してiOSでも編集までできるアプリとなると「メモ帳」か或いは「Pages」というAppleがリリースしている高機能エディタソフト(Microsoft Wordに近いと思います)になるようです。

Apple

Apple
Pages
★★★★☆
167件の評価
App Store
powered by アプリスコア.com

うーん…やっぱPages売りたいのかなー…Apple的に。

他にはiCloudを使わずに、Dropbox上に書類ファイルを置いてやるとか、Evernoteを利用するとかって感じになるようです。

Evernote

Evernote
Evernote
★★★★☆
681件の評価
App Store
powered by アプリスコア.com

いや、まぁそれでも良いんですけどね。できれば文章書く時はあまり周りに意識を取られたくないといいますか…。シンプルな編集画面でシンプルな機能でやれないかなーと思っていたんですね。

 

そして出会ったのがBywordというアプリケーション。Mac版とiOS版があります。

iCloud経由で同期できて、標準テキストエディットに近いシンプルさ。まさしく私の求めていたブログ記事エディタです。値段はもうちょい安かったら嬉しかったんですけどね。贅沢は言えません(笑)

 

まずはMac版です。

Metaclassy, Lda.

Metaclassy, Lda.
Byword
★★★★☆
61件の評価
App Store
powered by アプリスコア.com

 

メニュー項目等は全て英語で日本語化はされていないようですが、使い方は非常に簡単ですので問題ないと思います。
設定画面(command+,)では白背景・黒背景のほか使用フォント等が選択出来ます。

メニューバーの「View」から表示オプションで「Enable Paragraph Focus」とかを選ぶと下記の様に入力中の段落にフォーカスしたりできます。

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全画面にするとかなり文章制作に集中できそうです。

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何気にスペルチェックや文書内検索も充実しているようです。使ってませんが。

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次にiOS版です。iPadではまだ試していないのでiPhoneのみで。

Metaclassy, Lda.

Metaclassy, Lda.
Byword
★★★★☆
37件の評価
App Store
powered by アプリスコア.com

前述のとおり「iPhoneでも編集できたら」というのが今回のエディタ探しの出発点でしたので、iPhoneでの入力インターフェイスが良くないとダメなんですが、iOS版の方もかなり良い感じだと思います。(ちなみにこの文章はiPhoneから書いています)

背景色やフォントを設定できるのはMac版とほぼ同じで、動作も安定しています。

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最初、アプリを立ち上げてすぐ表示される「Setting」内にDropboxの設定程度しか無かったので、iOS版は背景色とか弄れないのかなーと思ったら、書類制作画面の右上にあるギヤ型アイコンから→Preferenceで設定できました。なんでこんなとこに…。

別にテキストエディタに限った話ではなく、文章を打ち込む系のアプリに共通して言えることだと思いますが、iPhone・iPadのようなタッチデバイスで文章を書くというのはキーボードを叩いて入力するのとはちょっと事情が違います。
個人差があるとは思いますが、iPhoneでの入力はキーボードのローマ字入力よりフリック操作で入力する事が多いんじゃないでしょうか。やはりiPhoneの小さい画面であの英字キーボードの細々した文章を打つよりも、フリックで打つ方が日本語に関して言えば個人的には楽だと思います。

しかし、フリックの場合ですとボタン数が少ないぶん、打ち込める文字種に制限が出てきてしまいます。「(」を打つ時にいちいちキーボード種別を変更するのは結構かったるいんですよね。

Bywordの操作画面では、キーボードの上に文字数カウンターが表示されているのですが、この箇所をフリックすると「(」等の記号を打ち込む補助パネルのようなものが出てきます。入力しなおしボタンがあるのも嬉しいです。

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括弧のはじめである「(」を選んでから文字を入力すると、自動的に「(」だったパネル内のアイコンが「)」に切り替わります。こういう小技がニクいですねー。

iOS標準メールとかSafariには搭載されていない、カーソル位置の前後ボタンも嬉しいです。メーラーで言えばデコメーラー等にも同様のボタンがついていて便利だと思うんですが、これってiOS標準でサポートしてくれないですかねー。

AWALKER co., Ltd

AWALKER co., Ltd
デコメーラー – デコメだけじゃない着信音も設定できるメールアプリ
★★★☆☆
21384件の評価
App Store
powered by アプリスコア.com

 

 

まだざっくりと触ってこの記事一つしか書いていないので、突っ込んだ感想は書けないのですが、触ってみた感じからすると非常に使いやすい印象です。Mac&iOSユーザで記事を色んな場所から編集したいというブロガーさんには、結構使えるエディタじゃないかと思います。

ところで、なんか更に450円払ってPremiumとかってのにすると、WordPressとかSNSに投稿するのも楽ちんになるみたいですが…とりあえず様子見です(汗)

 

 

 


DAWのインターフェースデザインについてのお話

  • 投稿日:2013/07/26

Macで音楽制作をするようになってから、専らDAW(デジタルオーディオワークステーション)ソフトはLogicを使っています。現在使っているのはAppleが開発・販売するLogic Pro 9です。

つい先日Mac App Storeを開いたら新バージョンの「Logic Pro X」が発表されていました。

logic1

 

価格:17,000円←う~~~む……

 

なんでしょうね、この価格破壊。今他のDAWソフトがどんなもんなのか知りませんが、私がDAW使い始めた頃って、Lite版とかGaragebandみたいな導入向けソフトウェアを除けば、そこそこプロユース仕様のバージョンって1本10万円近くはしたと思うんですよね。

今使ってるLogic Pro 9を同じくMac App Storeで買いましたけど、その時も17000円でした。
それまでLogicにはProと廉価バージョンのExpressという2種類があったんですが、Expressの最終バージョンLogic Express 9の定価が24000円位だったと思うので、ProがついにExpressより安くなってしまったんですね。ダウンロード販売だとやっぱりコストカットできちゃうんでしょうか。
この時点でExpressを購入する理由はMacOSの対応OSバージョンくらいのものになってしまった気がします。

安くなるのはいいんですけど、数万円もするExpress・Studio(Logic Proを含むスイーツ製品)を購入してきた自分にとっては少しやりきれない気持ちもゴニョゴニョ…。

 

さて、そのLogic Pro Xですが。前バージョンの9でも感じたのですが、どんどんExpressとかGaragebandみたいな雰囲気になりつつあるように思います。何と言いましょうか「細かい箇所まで手が届くけど少し敷居の高いフラッグシップモデル」という雰囲気から「説明書など見なくても直感的に操作できるビギナーにも使えるDAW」へと変化してきているという印象です。

logic2

こういった直感的インターフェースというのはLogicやGaragebandに限らず、MacOS・iOS・iLife・iWork等のAppleソフトウェアの多くに共通して見られるものですが、それがだいぶ顕著になってきた気がします。

 

しかし、個人的にだいぶ前からDAW全般について思ってたんですが、なぜこんなにも実物っぽいインターフェースデザインが多いんですかね。いわゆるiOS初期〜iOS6までのスキューモーフィックデザインってやつですね。現実世界にあるものに極力近づけることで操作方法を連想させるってやつです。

logic3

別にWebの世界で脱スキューモーフィックデザイン・フラットデザイン化が流行しているからって訳ではなくて、やっぱり今ある実物っぽいデザインというのは違和感があるんですよね。Ableton Liveなんかは結構フラット化してたりはするんですけど、それでもちょっと納得行かないというか。

live

 

 

例えばPAN(L・Rの振り分け具合を調整するパラメータ)ですが、大抵のDAWで下記の様な実際のミキサーにあるツマミ状のものがGUIとして実装されているんですね。左に回せばL・右に回せばRという感じで。

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でもこれって、実際に指で回すからツマミ形状が活きてくるのであって、マウスで操作するのは結構ダルいと思うんですよ。だってマウスで左右にひねるように操作するって何か変じゃありませんか?
見た目は現実に近いけど、操作としては現実離れしているというか。

もちろん上下にドラッグしたりすることで操作可能ではあるんですけど、それならDJミキサーなんかによくあるフェーダーっぽい奴でもいいと思うんですよね。フェーダーだと感覚的に分かりにくいっていうならメーターの形状だけ今のままで、操作時だけオンクリックでフェーダー状のモーダルウィンドウか何かを表示するって方法でも良いと思います。

こんなかんじで。

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ちなみにiOS版のGaragebandのPANはフェーダーみたいにスライドさせるやつです。こっちの方がマウス操作の場合でも良いような…。

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時々プラグインソフトウェアにもありますし、Logicのアンプシミュレータなんかでも似たようなやつはあるんですけど、それこそサラウンドとかで考えるなら下記のような3Dフィールド上にピンを打つことで自動的にPAN・レベル・リバーブの数値を調整する様なものがあったって良いと思います(自動的に調整するパラメータはチェックボックスとかで選択可能とか)。

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こういうのって技術的には不可能じゃないと思うんですけど、なんで実物っぽいデザインがこんなにも根強いのかなーと素朴な疑問です。昔ほどプロの現場・機材でっていうモノでもなくなってきたと思いますし。まー何かと変えるのって大変だとは思うんですけどね。

最近Logic以外触ってないから、もしかしたら他のDAWとかでは既に実装済だったりするんですかね…。

 

 

そしてもう一つ!

Logic Pro 9ユーザは割引価格とかないのん?

 

こっちのが重要だったりしてwww

 

Logic Pro Xは買うかどうかわかりませんけど、もし買ったら使用レビューの一つでも書いてみようかと思います。