先日、昔からのバンド仲間(酔っぱらい)から電話がありバンドをやることになりました。恐らく5〜6年ぶりくらいになります。バンドといってもオリジナル楽曲でライブ等をガツガツやっていくバンドではなく、ゆる~いペースのいわゆるオヤジバンドですね。

 

誘ってきた張本人は八王子を中心に活動するロックンロールバンド・ヤングマンサイコブルースのベーシスト、ワタナベ・ヤング・ヨシオ。彼の趣味全開で「Backbeat(バックビート)」という映画のサントラをカバーすることになりました。
この「Backbeat(バックビート)」という映画は、ハンブルグ時代のビートルズとビートルズ初期メンバーであるスチュアート・サトクリフを描いた作品で、そのサントラに収録されているのは当時ビートルズがカバーしていたと言われるオールディーズの名曲たちです。

△こちらはリトル・リチャードの名曲「ロング・トール・サリー」をカバーする劇中のビートルズ。ポール役のゲイリー・ベイクウェルのタレ目具合がポールによく似てます。


 

 

 

 

当時のビートルズは、よく知られるマッシュルームカットに揃いのスーツというアイドルチックなイメージとは違い、革ジャンにリーゼントというコテコテのロックンローラーな出で立ちでした。

そんなハンブルグ時代のビートルズ大好きなヨシオ君の提案で

「バンドはライダースで!」

とのおふれが。

 

 

もうライダースもってないよ…と言っても、酔っぱらいに通じる訳がありません。リーゼントで革ジャン、これしかねえと。とっても面倒くさかったので断ろうか少し考えましたが、ひとまず一旦受けてみることに。

とはいえ、私も妻子持ちの身。「やっぱライダースといえばルイスレザーだぜ!」とはいかないのであります。革製品は思いっきり価格高騰中ですしね。

 

そんな余裕の無い家計に優しいライダースがあるんですね。

Beauty&Youth

ユナイテッドアローズ・ビューティ&ユースのラムレザーライダースジャケット。

アウトレットで購入したのでとってもお安く買えました。さらにラムレザーで柔らかいので肩こりが酷いアラフォーオヤジにも優しい仕様です。


 

 

 

ライダースを新調し、ギターも直し、記憶力の低下した脳みそに歌詞を叩き込んで、いざセッション初日。気合を入れてライダースを着込んでいった私の前に現れたのは、ボーダー柄のTシャツに身を包んだヨシオ君とU-1A兄貴(ゴーグルA)だったのでした。革ジャンなんてどこにも無かったのでした。

 

ボーダー柄流行ってんのか…。